Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


2.8 イベントリスナによるイベントの発生を契機にしたデータ処理

イベントリスナとは,EADSサーバ上でのイベントの発生(クラスタ構成情報の更新)を契機に,ユーザが定義した処理を,EADSクライアント上で実行させるプログラムです。

イベントリスナは,ユーザが作成します。作成したイベントリスナを,あらかじめEADSクライアント上に配置しておきます。EADSサーバの追加などのイベントが発生すると,EADSサーバからEADSクライアントに対してクラスタ構成情報の更新が通知されて,EADSクライアント上でイベントリスナが実行されます。

イベントリスナを利用することで,クラスタ構成情報の更新と同期したユーザ処理が実行しやすくなります。

イベントリスナは,Java言語またはC言語で作成します。

〈この節の構成〉