1.3.5 ディスク領域を使用したデータの永続化
EADSでは基本的にメモリ領域でデータを管理しますが,データを永続化するために,メモリ領域とディスク領域を併用したり,ディスク領域だけでデータを管理したりすることもできます。
ただし,ディスク領域を使用する場合は,ディスクアクセスによる処理のオーバヘッドが発生するため,メモリ領域でデータを管理する場合に比べると,レスポンス性能は低下します。
- 参考
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データの格納先としてSSDを使用することもできます。高速かつ低レイテンシなNVMeインタフェースを採用した高性能SSDなどを使用する場合には,高性能SSDの特性を考慮したファイルアクセスができます。
また,従来のフラッシュメモリよりも高速に読み書きができ,かつ電源が失われても書き込んだデータが保持される不揮発性のメモリ,いわゆるストレージクラスメモリもデータの格納先として使用できます。