20.3.3 OperationFilterアノテーション
- 〈この項の構成〉
(1) 説明
イベントが発生したデータ操作の種類に関して,ユーザイベントハンドラが動作する条件を指定するアノテーションです。
OperationFilterアノテーションはEventHandlerインタフェースを実装したクラスにだけ付けることができます。
OperationFilterアノテーションを付けていない場合,ユーザイベントハンドラはvalueに{OperationType.PUT, OperationType.REMOVE}が設定された場合と同様に動作します。
(2) アノテーション名
com.hitachi.software.xeads.event.annotation.OperationFilter
(3) 継承関係
OperationFilterアノテーションの内容はサブクラスに継承されます。
EventHandlerインタフェースを実装したクラスにOperationFilterアノテーションの宣言がない場合,そのクラスのスーパークラスのOperationFilterアノテーションの内容が継承されます。
(4) 形式
public @interface OperationFilter { public OperationType[] value() default {OperationType.PUT,OperationType.REMOVE}; }
(5) 要素一覧
要素名 |
説明 |
---|---|
OperationType[] value |
ユーザイベントハンドラが動作するデータ操作の種類のセットです。 指定値については,「20.3.6 列挙型OperationType」を参照してください。デフォルト値は{OperationType.PUT,OperationType.REMOVE}です。 条件は配列として複数指定でき,どれかの条件を満たす場合,ユーザイベントハンドラが動作します。 指定値が重複する場合,2つ目以降の重複した指定値は無視されます。 |