Hitachi

インメモリデータグリッド uCosminexus Elastic Application Data store ユーザーズガイド


19.5.1 ユーザイベントハンドラをパッケージングする手順

19.4 ソースプログラムをコンパイルする(ユーザイベントハンドラ)」でコンパイルしたclassファイルを格納するjarファイルを作成する手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) マニフェストを設定する(任意)

ユーザイベントハンドラだけで使用するクラスは,jarファイルのマニフェストファイル(MANIFEST.MF)のClass-Path属性に記載します。

参考

Developerを使用している場合,マニフェストファイルは次のディレクトリに格納されています。

<運用ディレクトリ>\project\java\user-event-handler

(2) jarファイルを作成する

次に示すディレクトリに格納されているJDKのjarコマンドを使用してjarファイルを作成します。

jarコマンドの詳細については,Java言語に関するドキュメントを参照してください。

/opt/hitachi/xeads/PSB/jdk

参考

Developerを使用している場合は,次のディレクトリになります。

<インストールディレクトリ>\PSB\jdk

複数のユーザイベントハンドラを1つのEADsサーバで使用する場合,1つのjarファイルにまとめてアーカイブします。

(例)

example.SampleEventHandlerおよびexample.SampleHandler2の,2つのユーザイベントハンドラを1つのEADsサーバで使用する場合

user-event-handler.jar

└example

 ├SampleEventHandler.class

 └SampleEventHandler2.class