14.3.30 isolate(EADsサーバの縮退)
- 〈この項の構成〉
(1) 機能
EADsサーバを縮退させます。
(2) 規則
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このサブコマンドはDeveloperでは実行できません。
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このサブコマンドは,クラスタの状態がクラスタ稼働中(AVAILABLE)のときに実行できます。
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このサブコマンドは,EADsサーバが次の状態のときに実行できます。
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初期化状態(initialized)
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稼働状態(running)
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閉塞状態(closed)
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縮退状態(isolated)
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稼働状態(running)でこのサブコマンドを実行した場合,実行中のユーザファンクションやユーザイベントハンドラが終了するのを待ってから縮退します。
(3) 形式
eztool isolate [--stop]
(4) オプションおよび引数
(a) --stop
EADsサーバの縮退後,終了まで行いたい場合に指定します。
すでに縮退しているEADsサーバに対して実行した場合は,EADsサーバの終了だけを行います。
(5) リターンコード
0:成功
101:失敗
(6) 注意事項
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このサブコマンドを実行してEADsサーバを縮退したあと,クラスタ構成情報が更新されていないEADsクライアントからAPIを実行した場合,EADsサーバとの接続でエラーが発生することがあります。
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このサブコマンドを実行することでレンジが動作不能となり,データの継続操作ができなくなる場合は,エラーとなります。