7.4.5 ログファイルに依存するパラメタ
ログファイルに依存するパラメタの一覧を次の表に示します。
項番 |
定義ファイル |
パラメタ名 |
指定する値 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|---|
1 |
サーバ定義ファイル |
パス名 |
<運用ディレクトリ>/logs |
|
2 |
|
Wrap |
||
3 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
4 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
||
5 |
|
false |
||
6 |
|
Wrap |
||
7 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
8 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
||
9 |
|
Wrap |
||
10 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
11 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
||
12 |
|
Wrap |
||
13 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
14 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
||
15 |
|
Wrap |
||
16 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
17 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
||
18 |
|
false |
||
19 |
1〜3600 |
60 |
||
20 |
1〜366 |
7 |
||
21 |
1〜10 |
5 |
||
22 |
起動設定ファイル |
ファイルサイズ(1024キロバイト〜1048576キロバイト) |
65536キロバイト |
|
23 |
ファイル数(3〜256) |
16 |
||
24 |
|
0x40000000 |
||
25 |
ファイルサイズ(1メガバイト〜2097152メガバイト) |
8メガバイト |
||
26 |
ファイル数(1〜99) |
4 |
||
27 |
コマンド定義ファイル |
パス名 |
<運用ディレクトリ>/logs |
|
28 |
|
Wrap |
||
29 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
30 |
ファイル数(1〜64) |
2 |
||
31 |
|
Wrap |
||
32 |
ファイルサイズ(4096バイト〜2147483647バイト) |
1048576バイト |
||
33 |
ファイル数(1〜16) |
2 |
- 〈この項の構成〉
(1) サーバ定義ファイル
(a) eads.logger.dir
EADsサーバによって出力されるログファイルの出力先ディレクトリのパスを指定します。
指定されたパスが存在しない場合は作成します。
このパラメタに指定したディレクトリ下に出力されるログファイルについては,「7.4.2 ファイルの出力先の設定」を参照してください。
出力先ディレクトリのパスには,最大96文字の半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),コロン(:),およびセパレータ(Linuxの場合はスラッシュ(/),Windowsの場合は円符号(¥))が指定できます。
このパラメタの指定値を変更した場合は,このパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(b) eads.logger.message.rotationStyle
EADsサーバによって出力されるメッセージログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(c) eads.logger.message.filesize
EADsサーバによって出力されるメッセージログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(d) eads.logger.message.filenum
EADsサーバによって出力されるメッセージログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(e) eads.logger.message.console.enable
EADsサーバによって出力されるメッセージログの,標準出力への出力を有効にするか,無効にするかを指定します。
- true:
-
標準出力への出力を有効にします。
- false:
-
標準出力への出力を無効にします。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(f) eads.logger.exception.rotationStyle
EADsサーバによって出力される例外ログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(g) eads.logger.exception.filesize
EADsサーバによって出力される例外ログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(h) eads.logger.exception.filenum
EADsサーバによって出力される例外ログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(i) eads.logger.user.rotationStyle
ユーザログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(j) eads.logger.user.filesize
ユーザログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(k) eads.logger.user.filenum
ユーザログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(l) eads.logger.userException.rotationStyle
ユーザ例外ログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(m) eads.logger.userException.filesize
ユーザ例外ログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(n) eads.logger.userException.filenum
ユーザ例外ログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(o) eads.logger.cache.rotationStyle
キャッシュファイル操作ログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(p) eads.logger.cache.filesize
キャッシュファイル操作ログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(q) eads.logger.cache.filenum
キャッシュファイル操作ログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(r) eads.prf.enable
PRFトレースの出力を有効にするか,無効にするかを指定します。
- true:
-
PRFトレースの出力を有効にします。
- false:
-
PRFトレースの出力を無効にします。
PRFトレースの出力を有効にすると,保守情報を取得できます。ただし,性能に影響を与えるおそれがあります。
PRFトレースの出力を無効にする場合,クラスタ内の全EADsサーバのPRFトレースの出力を無効にしてください。クラスタ内で有効と無効が混在すると,正しい内容が出力されないことがあります。なお,無効にした場合,PRFデーモンは起動しません。
- 注意事項
-
PRFトレースの出力を無効にした場合,障害発生時の原因調査ができないおそれがあります。
(t) eads.statistics.backupnum
統計情報の取得ファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,次に示すファイルを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
-
<サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ>/stats下の,拡張子が.mmの全ファイル
-
<サーバ定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ>/maintenance/stats下の,拡張子が.mmの全ファイル
(2) 起動設定ファイル
(a) eads.prf.filesize
PRFトレースのファイルサイズ(単位:キロバイト)を指定します。
サーバ定義のeads.prf.enableパラメタがfalseの場合,この指定は無効となります。
(c) eads.prf.level
PRFトレースの出力レベルを指定します。
- 0x00000000:
-
標準
- 0x40000000:
-
詳細
サーバ定義のeads.prf.enableパラメタがfalseの場合,この指定は無効となります。
- 注意事項
-
不正な値を指定するとPRFデーモンの起動でエラーとなるため,注意してください。
(3) コマンド定義ファイル
(a) eads.logger.dir
コマンド実行時に出力されるログファイルの出力先ディレクトリのパスを指定します。
指定されたパスが存在しない場合は作成します。
このパラメタに指定したディレクトリ下に出力されるログファイルについては,「7.4.2 ファイルの出力先の設定」を参照してください。
出力先ディレクトリのパスには,最大96文字の半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),コロン(:),およびセパレータ(Linuxの場合はスラッシュ(/),Windowsの場合は円符号(¥))が指定できます。
このパラメタの指定値を変更した場合は,このパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(b) eads.logger.message.rotationStyle
コマンド実行時に出力されるメッセージログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(c) eads.logger.message.filesize
コマンド実行時に出力されるメッセージログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(d) eads.logger.message.filenum
コマンド実行時に出力されるメッセージログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(e) eads.logger.exception.rotationStyle
コマンド実行時に出力される例外ログのローテーション方式を指定します。
- Wrap:
-
ラップアラウンド方式を使用します。
- Shift:
-
シフト方式を使用します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(f) eads.logger.exception.filesize
コマンド実行時に出力される例外ログの1ファイル当たりのファイルサイズ(単位:バイト)を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。
(g) eads.logger.exception.filenum
コマンド実行時に出力される例外ログのファイル数を指定します。
このパラメタの指定値を変更した場合は,コマンド定義のeads.logger.dirパラメタに指定したディレクトリ下の全ファイルと全ディレクトリを別のディレクトリに移動するか,または削除してください。