5.2.2 定義ファイルを編集する
「7. 環境依存パラメタを設計する(EADsサーバ)」で設計したパラメタの指定値を,<運用ディレクトリ>/conf下の次の定義ファイルに設定します。
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サーバ定義ファイル(eads_server.properties)
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クラスタ定義ファイル(eads_cluster.properties)
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起動設定ファイル(eads_start.properties)
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コマンド定義ファイル(eads_management.properties)
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キャッシュ定義ファイル(eads_cache.<キャッシュ名>.properties)※
注※ メモリキャッシュを作成する場合,キャッシュ定義ファイルの作成は任意です。
それぞれの定義ファイルに指定できるパラメタの一覧については,「23.1 パラメタ一覧」を参照してください。
チューニングパラメタについては,「9. チューニングパラメタを設計する」を参照して設計します。設計した値を各定義ファイルに設定してください。
ユーザファンクションを使用する場合,ファンクション定義ファイルを任意で作成します。ファンクション定義ファイルは,実行環境のEADsサーバが停止した状態で,ユーザファンクションと一緒に,<運用ディレクトリ>/app下にコピーします。詳細については,「18.4 ファンクション定義ファイルを作成する(任意)」および「18.9 実行環境に配布する」を参照してください。
- 注意事項
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クラスタ定義ファイルの定義内容は,クラスタを構成する全EADsサーバで同一になるようにしてください。同一でないとクラスタが構築できないため,EADsサーバは起動しません。
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キャッシュ定義ファイルの次のパラメタの定義内容は,クラスタを構成する全EADsサーバで同じになるようにしてください。同じでないとキャッシュを作成できません。
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