ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

9.9.5 受信用CB定義

受信用CB定義(ReceiveCBDefinitionタグ)は,「9.8.2 出力アダプター定義」で説明した出力アダプター定義(OutputAdaptorDefinitionタグ)の子要素として定義します。

<この項の構成>
(1) 記述形式
(2) 定義の詳細

(1) 記述形式

<ReceiveCBDefinition class="<クラス名>"
  name="<コールバック名>"
  interval="<コールバックの実行間隔>">
  <出力ストリーム定義>
</ReceiveCBDefinition>

(2) 定義の詳細

ReceiveCBDefinitionタグ(全体情報の定義)
受信用CB定義の全体情報を定義します。
class="<クラス名>"
受信用CB定義の機能が実装されているクラス名を指定します。この値は固定値です。指定するクラス名を次に示します。
jp.co.Hitachi.soft.sdp.adaptor.callback.sendreceive.ReceiveCBImpl
name="<コールバック名>"
機能を識別するためのコールバック名を1〜100文字の半角英数字,およびアンダーライン(_)で指定します。先頭の文字に指定できるのは,半角英字だけです。この属性は省略できません。コールバック名にはほかのCB定義と重複した値を指定できますが,アダプタートレースやメッセージログで出力アダプターの処理の識別情報として出力するため,できるだけ重複しないように指定してください。
interval="<コールバックの実行間隔>"
コールバックの実行間隔(単位:ミリ秒)を0〜60000の整数で指定します。コールバックを実行したあと,指定した間隔で出力アダプターの処理が停止します。0の場合は停止しません。省略した場合,0が設定されます。
<出力ストリーム定義>
出力ストリーム定義については,「9.12 アダプター構成定義ファイルの送受信用CB定義」を参照してください。