ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド
パラメーターは次の形式で記述します。
<パラメーター名>=<値>
system_config.properties
このファイルは,必ず次のディレクトリに格納してください。
<運用ディレクトリ>\conf\
SDPサーバで使用するポート番号,採取するAPIトレースとタプルログの詳細などを設定します。このファイルは,運用ディレクトリごとに必ず作成します。
指定できるパラメーターとデフォルト値を次の表に示します。なお,パラメーターの詳細については,「8.6.2 システムコンフィグプロパティファイル(system_config.properties)のパラメーターの詳細」で説明します。
表8-4 指定できるパラメーターとデフォルト値(system_config.properties)
項番 | パラメーター名 | 内容 | デフォルト値 | 指定できる値の範囲 |
---|---|---|---|---|
1 | engine.externalStreamFuncVerifyMode | ストリーム間演算の戻り値の型を検証するかどうかを指定します。 | true | true または false |
2 | engine.initialQueueSize | ストリームキューで使用する要素数の初期値を指定します。 | 1024 | 1〜1048576の整数 |
3 | engine.maxQueueSize | ストリームキューで使用する要素数の上限値を指定します。 | 4096 | 1〜1048576の整数 |
4 | engine.watchQueueSize.threshold | ストリームキューで使用する要素数を監視するしきい値(単位:%)を指定します。 | なし | 1〜99の整数 |
5 | logger.console.abnormal.enabled | ログファイルの初期化で障害が発生した場合に,SDPサーバの起動を続行させるかどうかを指定します。
|
false | true または false |
6 | logger.console.enabled | SDPサーバが出力するメッセージをコンソールに出力するかどうかを指定します。
|
false | true または false |
7 | mon.process_exp_time | タイムアウトと判定する処理時間(単位:ミリ秒)を指定します。 | 30000 | 1〜2147483647の整数 |
8 | query.decimalMaxPrecision | クエリの算術演算の結果がDECIMAL型となる場合の,算術演算の最大精度を指定します。 | 38 | 1〜38の整数 |
9 | query.decimalRoundingMode | クエリの演算結果がDECIMAL型となる場合の,query.decimalMaxPrecisionパラメーターで指定した精度を超えたときの丸めの動作を指定します。 | HALF_UP | HALF_UP または DOWN |
10 | querygroup.sleepOnOverStore | SDPサーバが出力ストリームキューに空きがあるかどうかをチェックして空きがなかった場合に,クエリグループの実行をスリープさせる時間を指定します。 | 100 | 1〜2147483647 |
11 | querygroup.sleepOnOverStoreRetryCount | SDPサーバがクエリ実行後のタプルを出力ストリームキューへ投入する前に,出力ストリームキューに空きがあるかどうかをチェックする回数を指定します。 | 0 | 0〜2147483647 |
12 | rmi.serverPort | SDPサーバのポート番号を指定します。 | 20400 | 1〜65535の整数 |
13 | stream.freeInputQueueSizeThreshold | 入力ストリームキューで使用する要素数の上限値に対する空きサイズのしきい値(単位:%)を指定します。 | なし | 1〜99の整数 |
14 | stream.freeInputQueueSizeThresholdOutputMessage | SDPサーバのメッセージログに,警告メッセージを出力するかどうかを指定します。
|
false | true または false |
15 | stream.maxKeepTupleCount | タイムスタンプ調整機能で保留できるタプル数の上限値を指定します。 | 125828 | 1〜1048576の整数 |
16 | stream.timestampAccuracy | タイムスタンプ調整機能の時刻単位と時刻調整範囲を指定します。 | なし | 「8.6.2(16) stream.timestampAccuracy={{sec|msec|usec},時刻調整範囲|unuse}」を参照してください。 |
17 | stream.timestampMode | タプルに時刻を付与するためのタイムスタンプモードを指定します。
|
Server | Server または DataSource |
18 | stream.timestampPosition | タプル内の時刻データ列名を指定します。 | なし | 「8.6.2(18) stream.timestampPosition=時刻データ列名」を参照してください。 |
19 | stream.tupleLogMode | sdptplputコマンドを実行するかどうかを指定します。
|
false | true または false |
20 | tpl.backupFileCount | タプルログファイルのバックアップを残す最大世代数を指定します。 | 1 | 0〜10の整数 |
21 | tpl.bufferCount | タプルログのバッファーの面数を指定します。 | 5 | 3〜512の整数 |
22 | tpl.bufferSize | タプルログのバッファーの最大サイズ(単位:キロバイト)を指定します。 | 1024 | 1〜2048000の整数 |
23 | tpl.fileCount | タプルログファイルの最大ファイル数を指定します。 | 3 | 3〜512の整数 |
24 | tpl.fileSize | タプルログファイルの最大サイズ(単位:メガバイト)を指定します。 | 100 | 1〜2048の整数 |
25 | tpl.outputLevel | タプルログの出力レベルを指定します。
|
3 | 1〜3の整数 |
26 | tpl.outputTrigger | タプルログのファイルへの出力契機を指定します。
|
|
BUFFER または NONE |
27 | tpl.useOverwrite | タプルログのバッファーの枯渇時にバッファーを上書きするかどうかを指定します。
|
true | true または false |
28 | trc.api.bufferCount | APIトレースのバッファーの面数を指定します。 | 3 | 3〜512の整数 |
29 | trc.api.bufferSize | APIトレースのバッファーの最大サイズ(単位:キロバイト)を指定します。 | 1024 | 1〜2048000の整数 |
30 | trc.api.fileCount | APIトレースを出力するファイルの最大ファイル数を指定します。 | 3 | 3〜512の整数 |
31 | trc.api.fileSize | APIトレースを出力するファイルの最大サイズ(単位:メガバイト)を指定します。 | 1024 | 1〜2048の整数 |
32 | trc.api.ioBufferSize | APIトレースのI/Oバッファーの最大サイズ(単位:キロバイト)を指定します。 | 2048 | 1〜2048000の整数 |
33 | trc.api.outputTrigger | APIトレースのファイルへの出力契機を指定します。
|
BUFFER | BUFFER または NONE |
34 | trc.api.useOverwrite | APIトレースのバッファーの枯渇時にバッファーを上書きするかどうかを指定します。
|
true | true または false |
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