インプロセス連携の標準提供アダプターを停止する場合

sdpstopinpro ｛＜アダプターグループ名＞｜-help｝
 

インプロセス連携のカスタムアダプターを停止する場合

sdpstopinpro ｛＜インプロセス連携のカスタムアダプター名＞｜-help｝

指定したインプロセス連携の標準提供アダプター，またはSDPサーバに登録されているインプロセス連携のカスタムアダプターを停止します。

インプロセス連携のカスタムアダプター名を指定してこのコマンドを実行すると，SDPサーバに登録されたStreamInprocessUPインタフェースのstopメソッドを実行します。

運用ユーザー

このコマンドの実行には，次のファイルが必要です。

• システムコンフィグプロパティファイル（system_config.properties）
• SDPサーバ用JavaVMオプションファイル（jvm_options.cfg）

＜運用ディレクトリ＞\bin\

＜アダプターグループ名＞

停止するインプロセスグループ名を指定します。アダプター構成定義ファイル（AdaptorCompositionDefinition.xml）のインプロセスグループ定義（<InprocessGroupDefinition>タグ）のname属性で指定したアダプターグループ名を指定してください。

＜インプロセス連携のカスタムアダプター名＞

停止するインプロセス連携のカスタムアダプター名を指定します。user_app.＜アダプター名＞.propertiesで設定した名称を指定してください。

-help

コマンドの使用方法を表示します。

このオプションが指定された場合，インプロセス連携の標準提供アダプターの停止，インプロセス連携のカスタムアダプターの停止，およびオプションの不正チェックをしないでコマンドを終了します。

• カスタムアダプターの場合，StreamInprocessUPインタフェースのexecuteメソッドで起動したユーザースレッドは，stopメソッドの中で必ず停止してください。stopメソッドに停止処理を記述しなかった場合，またはstopメソッドで停止できない無限ループなどの処理がユーザースレッドに含まれる場合，ユーザースレッドが停止されないで残ることがあります。
• カスタムアダプターの場合，StreamInprocessUPインタフェースのexecuteメソッドに無限ループなどの処理を記述したときに，executeメソッド自身の実行スレッドが残ってしまうことがあります。
• このコマンドはstopメソッドが終了するまでリターンしません。そのため，stopメソッドで時間の掛かる処理を記述した場合，コマンドがリターンしないおそれがあります。
• stopメソッドがエラーになった場合でも，停止処理は続行します。

値	意味
0	コマンドが正常に終了しました。
1	コマンドでエラーが発生しました。