ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

3.3.2 運用ディレクトリの作成

運用ディレクトリは,ストリームデータ処理システムの構築と運用で使用するディレクトリのことです。運用ディレクトリは,「3.3.1 運用ユーザーの登録」で登録した運用ユーザーがsdpsetupコマンドを実行して作成します。

sdpsetupコマンドの実行例を次に示します。

Windowsの場合
<インストールディレクトリ>\bin\sdpsetup <運用ディレクトリ>
Linuxの場合
/opt/hitachi/sdp/bin/sdpsetup <ユーザーID> <運用ディレクトリ>

<運用ディレクトリ>には,運用ディレクトリの絶対パスを指定します。

運用ディレクトリには,すべての運用ユーザーに「フルコントロール」のアクセス権を設定してください。Stream Data Platform - AFのインストールディレクトリは,運用ディレクトリに指定できません。

なお,複数のクエリグループを実行する場合は,クエリグループ数分の運用ディレクトリを作成するか,または一つの運用ディレクトリで複数のクエリグループを実行します。それぞれの方法のメリット,およびデメリットについては,「2.6.2 クエリグループを実行する運用ディレクトリの構成の検討」を参照してください。

sdpsetupコマンドについては,「7. コマンド」の「sdpsetup(運用環境のセットアップ)」を参照してください。

運用ディレクトリの構成については,「3.2.2 運用ディレクトリの構成」を参照してください。