ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド
ストリームデータ処理システムの設計に必要な作業は,使用するアダプターの種類によって異なります。システムの設計の流れを次の図に示します。
図2-1 システムの設計の流れ
それぞれの作業について,次に説明します。
- システム構成の検討
ストリームデータ処理システムの目的に応じて,プログラムの構成やシステムの構成要素の配置のしかたについて検討します。検討内容については,「2.2 システム構成の検討」を参照してください。
- ストリームデータ処理エンジンの検討
ストリームデータ処理システムで動作させるSDPサーバの数や,SDPサーバで使用する機能について検討します。検討内容については,「2.3 ストリームデータ処理エンジンの検討」を参照してください。
- アダプター構成の検討
ストリームデータ処理システムで動作させるアダプターの種類,作成するアダプターの数やアダプターで使用する機能について検討します。検討内容については,「2.4 アダプター構成の検討」を参照してください。
- 標準提供アダプターで実行する処理の検討
標準提供アダプターを使用する場合に,データの入力,データの編集,およびデータの出力の各処理でどのような処理を実行させるかを検討します。検討内容については,「2.5 標準提供アダプターで実行する処理の検討」を参照してください。
- 集計・分析シナリオの検討
ストリームデータを集計・分析するためのシナリオについて検討します。検討内容については,「2.6 集計・分析シナリオの検討」を参照してください。
- メモリ使用量の見積もり
ストリームデータ処理システムに関するメモリ使用量を見積もります。見積もり方法については,「2.7 メモリ使用量の見積もり」を参照してください。
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