Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編

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vmx_create_unit管理ユニットの作成

形式

vmx_create_unit [共通引数]
                -unit <管理ユニット名>
                -master_name <マスタ仮想サーバ名>
                -aps_dir <アプリケーションサーバ情報ディレクトリパス>
                -rule <管理ユニット運用ルールファイル>
               [-script <仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイル>]

機能

仮想サーバマネージャに管理ユニットを新規に作成します。

同じ名称の管理ユニット名を指定した場合は,作成できません。

管理ユニットの作成中に異常が発生した場合,使用できません。ただし,作成途中の管理ユニットは,VMware vCenter Serverなど仮想化ソフトウェアを使用して仮想サーバを起動して調査する場合に必要です。そのためバージョンとして残ります。この場合,vmx_list_unit_versionコマンドの出力ヘッダ「CurrentVersion」には「x」が出力されます。

また,不要となった管理ユニットの仮想アプリケーションサーバのバージョンはvmx_delete_unitコマンドで削除できます。

引数

-unit <管理ユニット名>
新規に作成する管理ユニット名を指定します。

-master_name <マスタ仮想サーバ名>
使用するマスタ仮想サーバ名を指定します。

- aps_dir <アプリケーションサーバ情報ディレクトリパス>
アプリケーションサーバ情報ディレクトリのディレクトリパスを指定します。

-rule <管理ユニット運用ルールファイル>
管理ユニット運用ルールファイルのファイルパスを指定します。

-script <仮想サーバ起動時ユーザスクリプトパスファイル>
仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルのファイルパスを指定します。

入力例

管理ユニットを管理ユニット名(UNIT001)で新規作成する場合
vmx_create_unit -m HOST001 -u admin -p admin -unit UNIT001 -master_name MASTER001
-aps_dir C:\tmp\appDir -rule C:\tmp\rule.properties
-script C:\tmp\poweron-vm.bat

戻り値

0:
正常終了しました。

1:
警告終了しました。

2:
排他エラーが発生しました。

64:
異常終了しました。