Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
ctmrasget(トラブルシュート情報の取得と出力)
形式
ctmrasget { [-h] | [-p] [-s] [-CTMSpool <CTMスプールディレクトリ> |
-CTMDomain <CTMドメイン名称>]
[-PRFSpool <PRFデーモン実行環境ディレクトリ>] <出力先ディレクトリ>}
機能
ctmrasgetコマンドを実行するホスト上でCTMが必要とするトラブルシュート情報をファイルに取得し,取得した情報の一覧を標準出力または標準エラー出力に出力します。
引数
- -h
- コマンドの使用方法が表示されます。
- -p
- Cosminexus TPBrokerについてのトラブルシュート情報を出力先ディレクトリに出力します。あらかじめ,Cosminexus TPBrokerのVBROKER_ADM環境変数を設定してください。
- -s
- 共通メッセージ(eventlogまたはsyslog)の取得を抑止します。
- -CTMSpool <CTMスプールディレクトリ>
- トラブルシュート情報を取得するCTMスプールディレクトリを指定します。
- -CTMDomain <CTMドメイン名称>
- トラブルシュート情報を取得するCTMドメイン名称を1〜31文字の英数字,またはアンダースコア(_)で指定します。
- 省略した場合は,ホスト内のCTM環境に登録済みのすべてのCTMドメインからトラブルシュート情報を取得します。
- -PRFSpool <PRFデーモン実行環境ディレクトリ>
- トラブルシュート情報を取得するPRFデーモン実行環境ディレクトリを指定します。省略した場合はPRFSPOOL環境変数の値が設定されます。このオプションを省略し,かつPRFSPOOL環境変数が設定されていない場合は,PRFデーモンの情報は取得されません。
- <出力先ディレクトリ>
- トラブルシュート情報を出力するファイルのディレクトリ名(相対パスまたは絶対パス)を指定します。
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 0以外:
- コマンド処理中にエラーが発生したため,異常終了しました。出力されるメッセージに従って対策したあと,再度コマンドを実行してください。
出力形式
Cosminexus Component Transaction Monitor: RAS completed collection of aa...aa
- (凡例)
- aa...aa:収集する情報,ファイル名称など
注意事項
出力先ディレクトリにすでに同名のファイルがある場合は上書きされます。そのため,トラブルシュート情報を残しておきたい場合は,ファイルをコピーしておくか,新しく作成したディレクトリを出力先ディレクトリに指定してください。
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