Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
cjgetrarprop(RARファイルの属性の取得)
形式
cjgetrarprop [<サーバ名称>][-nameserver <プロバイダURL>]
-resname <リソースアダプタ表示名>
[-encoding <エンコーディング名>] -c <属性ファイルパス>
機能
-resnameに指定されたJ2EEリソースとしてデプロイ済みのRARファイルの属性を取得して,属性ファイルを生成します。
RARファイルの属性を設定するのは,Connector属性ファイルです。Connector属性ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
引数
- <サーバ名称>
- 接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
- -nameserver <プロバイダURL>
- CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
- 指定内容の詳細については,「2.1(2) プロバイダURLについて」を参照してください。
- -resname <リソースアダプタ表示名>
- 取得対象となるリソース(デプロイ済みのリソースアダプタ)の表示名を指定します。
- -encoding <エンコーディング名>
- 属性ファイル出力時のエンコーディング名を指定します。指定できるエンコーディング名を次に示します。
- UTF8
- UTF-8
- ASCII
- US-ASCII
- ISO-8859-1
- EUC_JP
- Shift_JIS
- SJIS
- windows-31j
- MS932
- JavaVMがサポートしているエンコーディング名
- 省略した場合は,JavaVMのデフォルトエンコーディング名を使用します。使用されたエンコーディング名を確認するには,このコマンドで取得した属性ファイルの先頭行のXML宣言部分を参照してください。
<?xml version="<XML規格のバージョン番号>" encoding="<エンコーディング名>"?>
- -c <属性ファイルパス>
- 属性ファイルの出力先パスを指定します。
入力例
cjgetrarprop MyServer -resname account-rar -encoding Shift_JIS -c MyRarprop.xml
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 異常終了しました。
- 2:
- 排他エラーによってコマンドを実行できません。
- 3:
- タイムアウトが発生しました。
- 9:
- 管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windows Server 2008 x86,Windows Server 2008 x64,Windows Server 2008 R2,Windows 7またはWindows Vistaの場合)。
注意事項
- コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,コマンド名の直後にする必要があります。そのほかの引数は,サーバ名称より後ろ(サーバ名称を省略した場合はコマンド名の後ろ)にあれば順序は任意です。ただし,オプション名と値の順序の入れ替え(例:<リソースアダプタ表示名> -resname)やオプション名と値を非対応にすること(例:-resname <属性ファイルパス> -c <リソースアダプタ表示名>)はできません。
- コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。
- 指定したパスにすでに属性ファイルが存在する場合,上書きします。
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