Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
cjdeleteres(リソースの削除)
形式
cjdeleteres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
-type {ejb|war|datasource|mail|rar} -resname <表示名>
[-resname <表示名> ...]
機能
インポート済みのEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,メール,またはRARファイルを削除します。一度に複数のファイルの削除もできます。
引数
- <サーバ名称>
- 接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
- -nameserver <プロバイダURL>
- CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。
<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>
- 指定内容の詳細については,「2.1(2) プロバイダURLについて」を参照してください。
- -type {ejb|war|datasource|mail|rar}
- 削除するリソースの種別を指定します。
- ejb:EJB-JARファイル
- war:WARファイル
- datasource:データソースファイル
- mail:メール
- rar:RARファイル
- -resname <表示名>
- 削除対象となるEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,メール,またはRARファイルの表示名を指定します。
入力例
- EJB-JARファイルの場合
cjdeleteres MyServer -type ejb -resname accountJsp
- WARファイルの場合
cjdeleteres MyServer -type war -resname account-war
- データソースファイルの場合
cjdeleteres MyServer -type datasource -resname JdbcDbpsv
- メールの場合
cjdeleteres MyServer -type mail -resname Mail
- RARファイルの場合
cjdeleteres MyServer -type rar -resname account-ra
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 異常終了しました。
- 2:
- 排他エラーによってコマンドを実行できません。
- 3:
- タイムアウトが発生しました。
- 9:
- 管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windows Server 2008 x86,Windows Server 2008 x64,Windows Server 2008 R2,Windows 7またはWindows Vistaの場合)。
注意事項
- 一度に複数のファイルを削除した場合,削除できないファイルがあったときでも,すべてに対して削除を試みます。
- いったん開始または停止した単体RARファイルは,J2EEサーバを再起動しないと削除できません。
- コマンドの引数にサーバ名称を指定する場合,cjsetupコマンドで指定したサーバ名称と大文字・小文字を一致させた文字列を指定する必要があります。
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