JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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14.1 仮想化されたサーバに対して使用できる機能

仮想化されたサーバをJP1/ServerConductorの管理コンソールから管理する場合,仮想化されていないサーバ(物理サーバ)に対して使用できる機能と差異があります。

仮想化されたサーバに対して使用できる機能の一覧を次に示します。

表14-1 仮想化されたサーバに対して使用できる機能

項番 機能 使用可否 備考
VMホスト VMゲスト
1 コンソールサービスでの表示 VMホストおよびVMゲストをツリー構成で表示できる。
2 ローカルコンソールサービスでの表示 × × 自マシン上のサーバだけ表示される。
3 Webコンソールサービスでの表示 × ×
4 資産管理 × ×
5 障害管理 × VMホストの場合,SVPアラート(直接通知)を通知できる。また,ラックマネージャでSNMP Trapに関する設定をしている場合,SNMP Trapをアラートに変換して通知できる。
6 性能監視 × ×
7 サーバ起動監視 × ×
8 電源制御 「電源ON」,「電源OFF」,「強制電源OFF」および「リブート」ができる。スケジュール機能は使用できない。
9 遠隔操作 × VMホストの場合,ランプ制御ができる。
10 グループ管理 「電源ON」,「電源OFF」,「強制電源OFF」および「リブート」の一括操作ができる。
11 接続管理 管理対象の登録および削除ができる。
12 コンソールサービスからの設定情報の変更 × VMホストの場合,ログイン情報およびSVPボードのIPアドレスを変更できる。
13 クラスタ管理 × ×
14 他プログラムとの連携
(SNMPトランスレータ含む)
× ×
15 SMP構成管理
16 ストレージ運用支援
17 N+1コールドスタンバイ機能 × VMホストの場合,N+Mコールドスタンバイを使用できる。
18 ラック管理

(凡例)
○:使用できる
△:使用できるが,仮想化されていないサーバ(物理サーバ)と比べて機能差または制限事項がある
×:使用できない
−:該当しない

注※
AgentおよびAdvanced Agentがインストールされている環境では,AgentおよびAdvanced Agentの機能を使用できます。

コンソールサービスおよびマネージャサービスが共にバージョン08-65以降の場合に,仮想化されたサーバに対して操作できます。

各機能を使用する場合の注意事項については,「14.3 仮想化されたサーバを管理する場合の注意事項」を参照してください。