JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
LPAR上で稼働しているサーバを管理サーバに登録および削除する手順は,物理サーバの場合と同じです。物理サーバの場合の接続管理については,「1.3 管理対象の登録と削除」を参照してください。
HVMを管理サーバに登録および削除する手順は,物理サーバと異なります。HVMを管理サーバに登録する手順および削除する手順を次に示します。
- 注意
- 未接続で使用しなくなった管理対象のHVMは,管理対象から削除してください。コンソールサービス上で誤った操作を引き起こす原因になります。
- <この項の構成>
- (1) 登録
- (2) 削除
HVMの登録には,手動登録と自動登録の2つの方法があります。
- 手動登録
- [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択し,登録したいHVMを,コンソールから手動で登録します。
- 自動登録
- BSMまたはHVM起動時の自動登録だけがサポートされています。HVMから定期的に登録要求をすることで自動登録されることはありません。
- BSM起動時の自動登録
- BSM起動時に,自動的に同一ネットワークセグメントのHVMが検出され登録されます。
- HVM起動時の自動登録
- HVM起動時に,登録済みの通知先マネージャサービスに通知を行い,通知したHVMが自動登録されます。
登録方法と,HVMの対応を次に示します。
表13-5 登録方法とHVMの対応
| 項番 |
登録方法 |
サーバシャーシ |
| BS1000またはBS320 |
BS2000またはBS500 |
| 1 |
コンソールからの手動登録 |
○ |
○ |
| 2 |
BSM起動時の自動登録 |
○ |
× |
| 3 |
HVM起動時の自動登録 |
○ |
○ |
- (凡例)
- ○:登録機能がサポートされている
- ×:登録機能はサポートされていない
起動しているHVMが[ホスト管理]ウィンドウに表示されない,HVMを誤って削除したなどの場合,次の手順でHVMを登録して[ホスト管理]ウィンドウに表示させます。
- [ホスト管理]ウィンドウでサーバモジュールを登録するマネージャを選択する
- [接続管理]メニューから[登録]を選択する
[ホスト登録]ダイアログボックスが表示されます。
- 登録するHVMのIPアドレスを入力する
ホスト名では指定できません。IPアドレスを入力してください。
- 種別の中から,「サーバシャーシ/HVM(BS1000/BS320)」または「サーバシャーシ/HVM(BS2000/BS500), IOEU」を選択する
- [OK]ボタンをクリックする
HVMが管理対象に登録されます。
![[図データ]](FIGURE/SM192000.GIF)
- 注意
- サーバモジュールの電源が入っているのに,手順どおりに操作しても管理対象として登録できない([ホスト管理]ウィンドウに表示されない)場合は,サーバモジュールで管理サーバ情報が登録されていない場合が考えられます。JP1/ServerConductorでサーバモジュールを管理する場合,サーバモジュールのSVP機能で管理サーバ情報を登録する必要があります。サーバモジュールで管理サーバ情報を登録する方法については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
- 複数のHVMを管理する場合,HVM識別子が重複しないように,初期値を変更して使用してください。HVM識別子が同じHVMが複数登録されると,既存のHVMの情報があとから登録されたHVMの情報に上書きされてしまいます。HVM識別子の変更方法については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
HVMを削除すると,削除したHVMが管理しているLPAR上で稼働しているサーバもすべて削除されます。
- [ホスト管理]ウィンドウで削除するHVMを選択する
- [接続管理]メニューから[削除]を選択する
削除を確認するメッセージが表示されます。
- [OK]または[全てOK]ボタンをクリックする
[OK]ボタンをクリックすると,選択したHVMが管理対象から削除されます。HVMを複数選択した場合,[OK]ボタンをクリックすると,選択したHVMの数だけメッセージが表示されます。すべての管理対象を削除する場合は,[全てOK]ボタンをクリックしてください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, 2014, Hitachi, Ltd.