JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド

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9.8.3 N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の設定

この節では,N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)を設定するための手順と方法について説明します。

なお,設定の追加や変更などの操作を行う場合,「更新モード」で操作する必要があります。現在のモードは,[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのタイトルまたは[モード選択]メニューで確認できます。「更新モード」にするには,[モード選択]メニューから[更新モード]を選択します。

<この項の構成>
(1) N+1コールドスタンバイ機能の設定手順(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の場合)
(2) N+1コールドスタンバイ機能を有効にする設定
(3) N+1コールドスタンバイ機能の設定と変更
(4) N+1グループの作成と削除
(5) N+1グループのホストの登録と削除,N+1グループ名の変更
(6) N+1グループの予備プールの登録と削除
(7) 設定内容の確認

(1) N+1コールドスタンバイ機能の設定手順(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の場合)

N+1コールドスタンバイ機能(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式))の設定手順を次の図に示します。

注意
手順5〜10の操作は,現用系サーバモジュールの1台分だけ実施します。この操作は,現用系サーバモジュールのブートデバイスを予備系サーバモジュールのEFIへ認識させ,ブート設定をします。

 

図9-26 N+1コールドスタンバイ機能の設定手順(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の場合)(1/3)

[図データ]

図9-27 N+1コールドスタンバイ機能の設定手順(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の場合)(2/3)

[図データ]

図9-28 N+1コールドスタンバイ機能の設定手順(N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)の場合)(3/3)

[図データ]

(2) N+1コールドスタンバイ機能を有効にする設定

N+1コールドスタンバイ機能を有効にする手順について説明します。また,ネットワークスイッチ連携機能を有効にする手順についても説明します。

(a) N+1コールドスタンバイ機能を有効にする
  1. [ホスト管理]ウィンドウで,N+1コールドスタンバイ機能を設定するマネージャを選択する
  2. [設定]メニューから「マネージャサービス設定」を選択する
    [マネージャサービス設定]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [N+1設定]タブを選択する

    [図データ]

    ここでは,次の情報を設定します。
    設定項目 設定内容
    N+1コールドスタンバイ 障害発生時にN+1コールドスタンバイ機能を有効にする場合にチェックボックスをONにします。
    障害時の自動切り替え実行の適用 障害発生時にN+1コールドスタンバイ機能を自動で実行するかどうかを設定します。[適用する]ラジオボタンをONにした場合,N+1コールドスタンバイ機能を自動で実行します。切り替えの契機については,「9.8.2(2) 予備系への切り替えの方法(N+1コールドスタンバイ)」を参照してください。[適用しない]ラジオボタンをONにした場合,障害発生時に手動で切り替えを実行します。手動切り替えの操作については,「9.9.2 予備系サーバモジュールへの手動切り替えの実行」を参照してください。
    自動切り替えを中止する N+1コールドスタンバイ機能を自動で実行中に障害を回復できた場合,自動切り替えを中止するかどうかを設定します。[現用ホストでエージェントサービスが起動]チェックボックスをONにした場合,障害発生後,一定時間内に現用系ホストでエージェントサービスが起動したときに自動切り替えを中止します。デフォルトはOFFです。

    注意
    N+1コールドスタンバイ(ディスクパス切替え方式)では,エージェントサービス起動による自動切り替え中止に対応していません。
  4. [OK]ボタンをクリックする
    [マネージャサービス設定]ダイアログボックスを閉じます。

(3) N+1コールドスタンバイ機能の設定と変更

N+1コールドスタンバイ機能を設定または変更するには,[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウを表示します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで,N+1コールドスタンバイ機能を設定するマネージャ,または管理対象を選択する
  2. [BSM Plus管理]メニューから[N+1コールドスタンバイ詳細設定]を選択する
    [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウが表示されます。

    [図データ]

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウでは,現用系の業務サーバ(ホスト単位)と予備系のサーバ(サーバモジュール単位)をグループ単位で管理し,予備のサーバモジュールを登録できます。

現用系の業務サーバのグループを,現用系のN+1グループと呼び,予備系のサーバのグループを予備プールと呼びます。現用系のN+1グループと予備プールをまとめてN+1グループと呼びます。1つのN+1グループの中では,現用系のN+1グループと予備プールは1対1の関係です。また,N+1グループは1,024グループまで作成できます。

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウの左側(左ペインと呼ぶ)には,N+1コールドスタンバイをルートノードとしてN+1グループがツリー表示されます。

N+1グループの下位に,現用系のホスト名および予備プールが表示されます。さらに予備プールの下位にはシャーシが表示され,シャーシの下位にはサーバモジュールが表示されます。

注※
「ホスト名」とは,[ホスト管理]ウィンドウの[コンピュータ名]欄に表示される名称のことです。

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウの右側(右ペインと呼ぶ)には,左ペインで選択したノードについての情報が表示されます。各ノードを選択した場合に表示される右ペインの情報については,「9.8.3(7) 設定内容の確認」を参照してください。

なお,[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウは,[ラックマネージャ]ウィンドウの[BSM Plus管理]メニューから[N+1コールドスタンバイ詳細設定]を選択することでも表示できます。ラックマネージャからのN+1コールドスタンバイ機能の利用については,「8.10 ラックマネージャからのN+1コールドスタンバイ機能の利用」を参照してください。

(4) N+1グループの作成と削除

(a)  N+1グループの作成

N+1グループを作成する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1コールドスタンバイ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[N+1グループ作成]を選択する
    [グループ作成]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    注意
    コンソールサービスまたはマネージャサービスのバージョンが07-55以前の場合は,[グループ属性選択]は表示されません。
  3. N+1グループ名を入力する
    N+1グループ名は空白を含めて63文字まで入力できます。すでに登録されているN+1グループ名は入力しないでください。コンソールサービスまたはマネージャサービスのバージョンが07-55以前の場合は,手順5に進んでください。
  4. [グループ属性選択]で利用するN+1コールドスタンバイ機能を選択する
    [N+1コールドスタンバイ]を選択します。
  5. [OK]ボタンをクリックする
    [グループ作成]ダイアログボックスが閉じられ,左ペインの[N+1コールドスタンバイ]ノードの下位にN+1グループが作成されます。N+1グループは1,024グループまで作成できます。

    [図データ]

(b)  N+1グループの削除

N+1グループ内で切り替えが実行されているとN+1グループを削除することはできません。この場合は,[復帰・解除実行]ダイアログボックスで予備系サーバモジュールの現用復帰または解除を実施してから,N+1グループの解除をしてください。予備系サーバモジュールの現用復帰または解除については,「9.9.3 現用系サーバモジュールへの復帰と予備登録の解除」を参照してください。

N+1グループを削除する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで削除する[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[N+1グループ削除]を選択する
    削除を確認するメッセージが表示されます。
  3. [OK]ボタンをクリックする
    [N+1グループ削除]ダイアログボックスが閉じられ,左ペインの[N+1コールドスタンバイ]ノードの下位からN+1グループが削除されます。

(5) N+1グループのホストの登録と削除,N+1グループ名の変更

(a) N+1グループのホストの登録

N+1グループを作成したら,現用系ホストを登録します。

注意
現用系ホストを登録する場合の制限事項を次に示します。
  • N+1グループにHP-UXのホストと,WindowsまたはLinuxのホストは混在して登録できません。
  • N+1グループには,論理パーティション上で稼働しているサーバを現用系ホストとして登録できません。そのため,[ホスト登録・変更]ダイアログボックスの[登録候補一覧]には表示されません。
  • 登録できるIPFサーバモジュールのホストは,最大で7台です。
  • BS2000,BS500,およびBS320のホストは登録できません。
  • ストレージ運用支援機能でホストグループ割り当てをしていないホストを現用系ホストとして登録できません。
  • Agentがインストールされているホストだけが登録できます。

現用系ホストを登録する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[ホスト登録・変更]を選択する
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. ホストを登録する
    [登録候補一覧]に登録可能なホストが表示されています。ほかのN+1グループですでに登録されているホストは,[登録候補一覧]には表示されません(1つのホストを複数のN+1グループに登録することはできません)。
    [登録候補一覧]からホストを選択し,[↓]ボタンをクリックします。[現用系ホスト一覧]に,選択したホストが表示されます。ホストは1つのN+1グループに対して7台まで登録できます。
    注意
    ホストを登録したときは,[切り替え方式]に「ディスクパス切替方式」が表示されていることを確認してください。「ディスクパス切替方式」以外の方式が表示された場合は,N+1コールドスタンバイを適用できません。
  4. [OK]ボタンをクリックする
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが閉じられ,左ペインの[N+1グループ]ノードの下位にホストが作成されます。

    [図データ]

(b) N+1グループのホストの削除

予備系サーバモジュールの登録後にN+1グループからすべてのホストを削除する場合は,先に予備系サーバモジュールを削除する必要があります。予備系サーバモジュールの削除については,「9.8.3(6)(b) N+1グループの予備プールの削除」を参照してください。

N+1グループからホストを削除する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[ホスト登録・変更]を選択する
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが表示されます。
  3. ホストを削除する
    [現用系ホスト一覧]からホストを選択し,[↑]ボタンをクリックします。[現用系ホスト一覧]から選択したホストが削除され,[登録候補一覧]に表示されます。削除されたホストは,ほかのN+1グループに登録可能となります。
  4. [OK]ボタンをクリックする
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが閉じられ,左ペインの[N+1グループ]ノードの下位からホストが削除されます。
(c)  N+1グループ名の変更

N+1グループ名を変更する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[ホスト登録・変更]を選択する
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが表示されます。
  3. N+1グループ名を変更する
  4. [OK]ボタンをクリックする
    [ホスト登録・変更]ダイアログボックスが閉じられ,N+1グループ名が変更されます。

(6) N+1グループの予備プールの登録と削除

(a)  N+1グループの予備プールの登録

現用系のN+1グループに割り当てる予備プールを登録する手順を次に示します。

注意
グループ属性がN+1コールドスタンバイの場合は,予備系サーバモジュールを1台しか登録できません。
現用系に登録されているホストと異なる種別のサーバシャーシに搭載されているサーバモジュールを予備登録することはできません。次に例を示します。
<例>
  • 登録可能
    現用系(BS1000Aに搭載されたホスト),予備系(BS1000Aに搭載されたサーバモジュール)
  • 登録不可
    現用系(BS1000に搭載されたホスト),予備系(BS320に搭載されたサーバモジュール)
  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[予備登録・変更]を選択する
    [予備登録・変更]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    [予備系サーバモジュールの選択]に表示されるSlotの数は,サーバシャーシのタイプによって異なります。[予備系サーバモジュールの選択]に表示されるアイコンの意味については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[予備登録・変更]ダイアログボックスを参照してください。
  3. シャーシの選択の中から,このN+1グループの予備対象とするシャーシを選択する
    シャーシを選択すると,[予備系サーバモジュールの選択]に表示されているシャーシ内のサーバモジュールのうち,予備プールとして登録可能なサーバモジュールが選択可能状態(活性化状態)となります。
    注意
    ・現用系ホストがSMP構成の場合は,予備対象とするサーバモジュールも現用系ホストと同じSMP構成にする必要があります。
    ・シャーシの選択でシャーシを変更するとチェックボックスのON/OFFの状態は保存されません。
    ・登録できないサーバモジュールが選択可能状態(活性化状態)になる場合があります。この場合,[OK]ボタンをクリックした時点でエラーになります。
  4. 予備プールとして登録するサーバモジュールを選択する
    予備プールとして登録するサーバモジュールのチェックボックスをONにしてください。
  5. [OK]ボタンをクリックする
    [予備登録・変更]ダイアログボックスが閉じられ,N+1グループに予備プールが登録されます。

    [図データ]

(b)  N+1グループの予備プールの削除

予備系サーバモジュールが,切り替え実行されていると,その予備系サーバモジュールを削除することはできません。この場合は,[復帰・解除実行]ダイアログボックスで予備系サーバモジュールの現用復帰または解除を実施してから,N+1グループの解除をしてください。予備系サーバモジュールの現用復帰または解除については,「9.9.3 現用系サーバモジュールへの復帰と予備登録の解除」を参照してください。

現用系のN+1グループに割り当てている予備プールを削除する手順を次に示します。

  1. [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードをクリックする
  2. [設定]メニューから[予備登録・変更]を選択する
    [予備登録・変更]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    [予備系サーバモジュールの選択]に表示されるSlotの数は,サーバシャーシのタイプによって異なります。[予備系サーバモジュールの選択]に表示されるアイコンの意味については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[予備登録・変更]ダイアログボックスを参照してください。
  3. シャーシの選択の中から,このN+1グループの予備対象となっているシャーシを選択する
    シャーシを選択すると,「予備系サーバモジュールの選択」に表示されているシャーシ内のサーバモジュールのうち,予備プールとして登録してあるサーバモジュールと予備プールとして登録可能なサーバモジュールが選択可能状態(活性化状態)となります。すでにほかのN+1グループで予備プールに登録されているサーバモジュールおよび管理対象ホストを構成するサーバモジュールは選択可能状態にはなりません。
  4. 予備プールから削除するサーバモジュールを選択する
    削除するサーバモジュールのチェックボックスをOFFにしてください。
  5. [OK]ボタンをクリックする
    [予備登録・変更]ダイアログボックスが閉じられ,N+1グループから予備プールが削除されます。
    予備プールを削除した場合は,別の予備プールを「(a) N+1グループの予備プールの登録」の手順に従って登録してください。
(c) ツールチップに表示されるメッセージ

[予備登録・変更]ダイアログボックスで,非活性になっているサーバモジュールにカーソルを移動させると,そのサーバモジュールを選択できない理由がツールチップに表示されます。

ツールチップに表示されるメッセージと対処方法を,次の表に示します。

表9-19 ツールチップに表示されるメッセージと対処方法([予備登録・変更]ダイアログボックス)

優先順位 メッセージ 対処
1 Slot%d:サーバモジュールが挿入されていません。 サーバモジュールを挿入してください。
2 Slot%d:複数スロットを占有するサーバモジュールの最も小さい番号のスロットではないため,予備系サーバモジュールとして登録できません。 複数のスロットを占有するサーバモジュールの最も小さい番号のスロットを予備系として登録してください。
3 Slot%d:他のN+1グループの予備系サーバモジュールとして登録されています。 ほかのN+1グループから,該当するサーバモジュールを削除してください。
4 Slot%d:パーティションが削除されています。 SMP構成管理機能で,該当するサーバモジュールのパーティションを作成してください。
5 Slot%d:ホスト管理画面に登録されているサーバモジュールです。 該当するサーバモジュールを[ホスト管理]ウィンドウから削除してください。
6 Slot%d: 予備系サーバモジュールPre-configure実行中です。 予備系サーバモジュールのPre-configureが終了するまで待ってください
7 Slot%d:予備系サーバモジュール診断の実行中です。 予備系サーバモジュールの診断が終了するまで待ってください。
8 Slot%d:パーティションが利用できる状態になっていません。(パーティション情報ステータスが「Configuration validate(0x03)」以外になっています。) SVPへログインし,PCCコマンドで,該当パーティションのPre-configureを実行してください。
9 Slot%d:パーティションの電源がONになっています。 パーティションの電源をOFFにしてください。
10 Slot%d:Pre-configureが無効またはパーティションの情報が有効ではありません。 サーバモジュールのPre-configure情報をサーバシャーシインベントリの[パーティション情報]から確認してください。Pre-configure機能が無効になっている場合,SVPへログインしてPre-configureを有効にしてください。Pre-configure機能が有効になっている場合,保守員に連絡してください。
11 Slot%d:現用系と異なる種別のサーバシャーシに搭載されたサーバモジュールです。 このサーバモジュールは予備登録できません。現用系と同一の種別のサーバシャーシに搭載されたサーバモジュールを選択してください。
12 Slot%d:Switch Moduleの種別が異なるサーバモジュールです。 このサーバモジュールは予備登録できません。現用系と同一の種別のSwitch Moduleを使用したサーバモジュールを選択してください。
13 Slot%d:現用系ホストにHVMが登録されていますが,このサーバモジュールはHVM非搭載です。 このサーバモジュールはHVM非搭載のため予備登録できません。HVMが搭載されたサーバモジュールを選択してください。
14 Slot%d:LPARモードのサーバモジュールです。 このサーバモジュールはN+1グループへは予備登録できません。ほかのサーバモジュールを選択してください。
15 Slot%d:ストレージ運用支援機能でホストグループが割り当てられています。 ストレージ運用支援機能で,該当するサーバモジュールのホストグループの割り当てを解除してください。
16 Slot%d:現用ホストとして<グループ名>に登録されています。 [ホスト登録・変更]ダイアログボックスで,現用系ホストとしての登録を解除してください。

注※
非活性の要因が複数ある場合,この欄で示す優先順位のいちばん高い項目が1つだけ表示されます。

(7) 設定内容の確認

(a) [N+1コールドスタンバイ]ノードの内容を確認する

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1コールドスタンバイ]ノードを選択すると,次の画面が表示されます。

[図データ]

右ペインには次の項目が表示されます。各項目の詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウ([N+1コールドスタンバイ]ノード選択時)を参照してください。

(b) [N+1グループ]ノードの内容を確認する

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードを選択すると,次の画面が表示されます。

[図データ]

右ペインには次の項目が表示されます。各項目の詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウ([N+1グループ]ノード選択時)を参照してください。

(c) ホストノードの内容を確認する

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーでホストノードを選択すると,次の画面が表示されます。

[図データ]

右ペインには次の項目が表示されます。各項目の詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウ(ホストノード選択時)を参照してください。

(d) 予備プールの内容を確認する

[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[予備プール]ノードを選択すると,次の画面が表示されます。

[予備プール]ノードの下位の[シャーシ]ノード,[サーバモジュール]ノードを選択した場合も同じ項目が表示されます。

[図データ]

右ペインには次の項目が表示されます。各項目の詳細については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウ([予備プール]ノード選択時)を参照してください。