JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド
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[ホスト管理]ウィンドウから遠隔地にある管理対象サーバの画面を管理コンソールに表示して,直接操作できます。
管理対象サーバごとに使用できるリモートコンソールの種類を次の表に示します。
表3-4 使用できるリモートコンソールの種類
| リモートコンソールの種類 |
BS2000 |
BS1000 |
BS500 |
BS320 |
| リモートコンソールアプリケーション |
○ |
○ |
× |
○ |
| BMCのWebコンソール※ |
○ |
× |
○ |
× |
- (凡例)
- ○:使用できる
- ×:使用できない
- 注※
- BMCのWebコンソールは,BSMが提供するWebコンソール機能ではありません。Webブラウザからリモートコンソール接続を実行する機能です。
- <この節の構成>
- (1) 前提条件
- (2) 操作手順
- (3) ツールチップに表示されるメッセージ
この機能を使用するためには,次の条件を満たしている必要があります。
- 管理対象サーバの条件
- 管理対象サーバがBladeSymphony上で稼働している
- 搭載されているSVPのファームウェアがリモートコンソール機能をサポートしている
- リモートコンソールアプリケーション,またはBMCのWebコンソールに対応したサーバモジュールである
- パーティションが作成されている
- リモートコンソール機能をサポートしているSVPのファームウェアのバージョンについては,管理サーバにインストールされているマネージャサービスのReadmeファイルを参照してください。
- リモートコンソールアプリケーション,またはBMCのWebコンソールに対応したサーバモジュールについては,マニュアル「BladeSymphonyリモートコンソールアプリケーションユーザーズガイド」または「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
- 管理コンソールの条件
- マネージャサービスにアドミニストレータ権限でログインしている
- リモートコンソールアプリケーションを使用する場合,コンソールサービスと同一マシンに,リモートコンソールアプリケーションの製品バージョン02-01以降がインストールされている
BMCのWebコンソールを使用する場合は,コンソールサービスと同一マシンにリモートコンソールアプリケーションをインストールする必要はありません。
- 注意
- コンソールサービスの起動中にリモートコンソールをインストールした場合はコンソールサービスを再起動してください。
リモートコンソールアプリケーションまたはBMCのWebコンソールを,[ホスト管理]ウィンドウから起動する手順を次に示します。
- [ホスト管理]ウィンドウで,リモートコンソールアプリケーションまたはBMCのWebコンソールで接続するサーバモジュールが搭載されているサーバシャーシを選択する
- [ホスト操作]メニューから[リモートコンソール]を選択する
[リモートコンソール]ダイアログボックスが表示されます。
[リモートコンソール]ダイアログボックスは,[ラックマネージャ]ウィンドウの[ホスト操作]メニューから[リモートコンソール]を選択することでも表示できます。ラックマネージャからの遠隔操作の方法については,「8.6 ラックマネージャからの遠隔操作」を参照してください。
![[図データ]](FIGURE/SM010317.GIF)
[接続先サーバモジュールの選択]に表示されるSlotの数は,サーバシャーシのタイプによって異なります。[接続先サーバモジュールの選択]に表示されるアイコンの意味については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」に記載されている[リモートコンソール]ダイアログボックスを参照してください。
- 使用するリモートコンソールを選択する
- リモートコンソールアプリケーションで接続するサーバモジュールを選択する
接続するサーバモジュールのラジオボタンをONにします。
- 注意
- 複数スロットを占有するサーバモジュールの場合,最も小さい番号のスロットだけラジオボタンの選択ができる状態になります。
- [起動]ボタンをクリックする
リモートコンソールを起動する画面が,接続先のIPアドレスが入力された状態で表示されます。
これ以降のリモートコンソールの操作手順については,マニュアル「BladeSymphonyリモートコンソールアプリケーションユーザーズガイド」の使用方法の章を参照してください。
[リモートコンソール]ダイアログボックスで,非活性になっているサーバモジュールにカーソルを移動させると,そのサーバモジュールを選択できない理由がツールチップに表示されます。
ツールチップに表示されるメッセージと対処方法を,次の表に示します。
表3-5 ツールチップに表示されるメッセージと対処方法([リモートコンソール]ダイアログボックス)
| 優先順位※ |
メッセージ |
対処 |
| 1 |
Slot%d:SVPから情報が取得できません。本機能を利用するにはSVPのファームウェアを更新する必要があります。 |
保守員に連絡してください。 |
| 2 |
Slot%d:複数スロットを占有するサーバモジュールの最も小さい番号のスロットではないため,リモートコンソールを起動できません。 |
複数スロットを占有するサーバモジュールの最も小さい番号のスロットに対して操作してください。 |
| 3 |
Slot%d:パーティションが存在しません。 |
システム管理者に連絡してください。 |
| 4 |
Slot%d:サーバモジュールが挿入されていないか,BSMからリモートコンソールを起動できません。 |
サーバモジュールが挿入されていることを確認してください。挿入されている場合は,BSMからのリモートコンソールの起動に対応したサーバモジュールかどうかを確認してください。BSMからのリモートコンソールアプリケーション,またはBMCのWebコンソールの起動に対応したサーバモジュールについては,マニュアル「BladeSymphonyリモートコンソールアプリケーションユーザーズガイド」,またはマニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。 |
- 注※
- 非活性の要因が複数ある場合,この欄で示す優先順位のいちばん高い項目が1つだけ表示されます。
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