サーバシャーシまたはIOEUの登録には，手動登録と自動登録の2つの方法があります。

手動登録

［ホスト管理］ウィンドウの［接続管理］メニューから［登録］を選択し，登録したいサーバシャーシまたはIOEUを，コンソールから手動で登録します。

自動登録

自動登録には，BSM起動時の自動登録と，SVPまたはIOEUからの自動登録があります。

BSM起動時の自動登録

BSM起動時に，自動的に同一ネットワークセグメントのサーバシャーシが検出され登録されます。

SVPまたはIOEUからの自動登録

通知先として登録されているマネージャサービスに対して，SVPまたはIOEUが定期的に登録要求を通知します。これによって，自動的に登録されます。

登録方法と，サーバシャーシまたはIOEUの対応を次に示します。

表1-2　登録方法とサーバシャーシまたはIOEUの対応

項番	登録方法	サーバシャーシ		IOEU
		BS1000またはBS320	BS2000またはBS500
1	コンソールからの手動登録	○	○	○
2	BSM起動時の自動登録	○	×	×
3	SVPからの自動登録	×	○	○

（凡例）

○：登録機能がサポートされている

×：登録機能はサポートされていない

起動しているサーバシャーシまたはIOEUが［ホスト管理］ウィンドウに表示されない，サーバシャーシまたはIOEUを誤って削除したなどの場合，次の手順でサーバシャーシまたはIOEUを登録して［ホスト管理］ウィンドウに表示させます。

1. ［ホスト管理］ウィンドウでサーバシャーシまたはIOEUを登録するマネージャサービスを選択する
2. ［接続管理］メニューから［登録］を選択する
   ［ホスト登録］ダイアログボックスが表示されます。
   
3. 登録対象のIPアドレスを入力する
   登録対象がサーバシャーシの場合，サーバシャーシのSVPモジュールのIPアドレスを入力します。登録対象がIOEUの場合，IOEUのIPアドレスを入力します。
   
4. 登録対象がサーバシャーシの場合は，機種に応じて「サーバシャーシ/HVM(BS1000/BS320)」または「サーバシャーシ/HVM(BS2000/BS500)，IOEU」を，登録対象がIOEUの場合は「サーバシャーシ/HVM(BS2000/BS500)，IOEU」を選択する
   

   

5. ［OK］ボタンをクリックする

注意

BladeSymphonyのスイッチ＆マネジメントモジュールのファームウェアを更新した場合，またはWWN情報を更新した場合，サーバシャーシを再登録する必要があります。ここで説明した手順に従って，サーバシャーシを再登録してください。

マネージャサービスで管理しているサーバシャーシまたはIOEUを，管理対象から削除する方法について説明します。これは，サーバシャーシまたはIOEUを撤去したときなどに使用します。

(a)　BS1000またはBS320の場合

BS1000またはBS320の場合，次の手順で管理するサーバシャーシを削除します。

1. ［ホスト管理］ウィンドウで削除するサーバシャーシを選択する
   複数のサーバシャーシを選択できます。
   
2. ［接続管理］メニューから［削除］を選択する
   メッセージが表示されます。
   
3. ［OK］または［全てOK］ボタンをクリックする

［OK］ボタンをクリックすると，サーバシャーシを削除します。サーバシャーシを複数選択した場合，確認用のメッセージが表示されます。すべてのサーバシャーシを削除する場合は［全てOK］ボタンをクリックしてください。

選択したサーバシャーシと，そのサーバシャーシ内のすべてのホスト（サーバモジュール）が管理対象から削除されます。

(b)　BS2000，BS500，またはIOEUの場合

BS2000，BS500，またはIOEUの場合は，次の手順に従ってサーバシャーシまたはIOEUを削除してください。

1. 削除するBS2000，BS500，またはIOEUのシステムコンソールから，通知先BSMの登録を外す
2. ［ホスト管理］ウィンドウから，サーバシャーシまたはIOEUを削除する

手順1.を実施しないで，［ホスト管理］ウィンドウからサーバシャーシまたはIOEUを削除した場合，削除したサーバシャーシまたはIOEUが，一定時間後にコンソール画面へ再登録されることがあります。