JP1/Cm2/Network Element Configuration 運用・操作ガイド
[アクセス制御の設定]ダイアログボックスは,スイッチへアクセス制御を設定するためのダイアログボックスです。[アクセス制御の設定]ダイアログボックスを次の図に示します。
図15-7 [アクセス制御の設定]ダイアログボックス
表示項目について説明します。
- [スイッチ名]
- 該当するスイッチの名称が表示されます。スイッチ定義ファイル(ncaswitch.conf)に定義したスイッチ名が表示されます。
- [ポート]
- [選択可能ポート]
- スイッチに搭載されているポートのうち,まだアクセス制御を設定していないポートが表示されます。
- [選択ポート]に追加したい場合は,ポートを選択し[追加>>]ボタンをクリックします。選択したポートは[選択ポート]に移り,[選択可能ポート]からは削除されます。
- 一度に複数のポートを選択して追加できます。ただし,一度に複数のポートを追加した場合,以降の設定内容([状態]および[フィルター条件])は,選択したポートすべてに対して設定されます。ポートごとに別の設定をしたい場合は,ポートを一つずつ選択して設定してください。
- [アクセス制御情報の設定]ダイアログボックスで[変更]ボタンをクリックした場合は,[選択可能ポート]は選択できません。
- [選択ポート]への追加は,flow filterコマンドを使用して設定します。
- [選択ポート]
- 選択したポートが表示されます。
- 設定を解除したい場合は,ポートを選択し[<<削除]ボタンをクリックします。一度に複数のポートを選択して設定を解除できます。選択したポートは,[選択可能ポート]へ移り,[選択ポート]から削除されます。
- [アクセス制御情報の設定]ダイアログボックスで[変更]ボタンをクリックした場合は,[アクセス制御情報の設定]ダイアログボックスで選択したポートが表示されています。なお,この場合[選択ポート]は選択できません。
- [状態]
- 選択したポートのアクセス制御状態を指定します。
- 「Enable」
アクセス制御情報の設定を有効にします。
- 「Disable」
アクセス制御情報の設定を無効にします。
- デフォルト値は「Enable」です。
- この項目は,flow filterコマンドを使用して設定します。
- [フィルター条件]
- [選択ポート]に選択したポートに,[フィルター条件の設定−基本設定]ダイアログボックスおよび[フィルター条件の設定−拡張設定]ダイアログボックスで定義したフィルター条件が表示されます。
- [アクセス制御情報の設定]ダイアログボックスで[変更]ボタンをクリックした場合は,[選択ポート]に表示されているポートに設定されているフィルター条件が表示されます。
- 表示される項目は[優先番号],[動作],および[フィルター条件]です。[優先番号]の昇順にソートして表示されます。各項目の表示内容は,[アクセス制御情報]ダイアログボックスと同じです。詳細については,「15.2 [アクセス制御情報]ダイアログボックス」を参照してください。
- なお,この項目は,カラムごとにソートできません。
- [優先順位変更]
- フィルター条件の優先順位を,一つ上,または下の順位のフィルター条件と入れ替えるために使用します。
- 上の順位のフィルター条件と入れ替えたい場合は,フィルター条件を1行選択したあと,
ボタンをクリックします。下の順位のフィルター条件と入れ替えたい場合は,フィルター条件を1行選択したあと,
ボタンをクリックします。
- フィルター条件は,優先番号順にソートして表示されているので,
ボタンをクリックすると,選択したフィルター条件と,一つ上に表示されているフィルター条件が入れ替わります。
ボタンをクリックすれば,一つ下に表示されているフィルター条件と入れ替わります。
ボタンおよび
ボタンは,連続してクリックできます。
- [追加]ボタン
- ポートにフィルター条件を追加するために使用します。[フィルター条件の設定−基本設定]ダイアログボックスを表示します。
- [変更]ボタン
- フィルター条件の設定を変更するために使用します。[フィルター条件]で,任意の1行を選択するとクリックできます。
- [削除]ボタン
- フィルター条件をポートから削除するために使用します。[フィルター条件]で,任意の行を選択するとクリックできます。複数行を一度に選択できます。
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