JP1/Cm2/Network Element Configuration 機能・構築ガイド

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5.2.8 JP1/Cm2/NC - Adaptor for BS Seriesスイッチ定義ファイル(ncaswitch.conf)

JP1/Cm2/NCが管理するスイッチの情報を定義します。次に示す情報を定義します。

このファイルを変更した場合,JP1/Cm2/NC - Adaptor for BSサービスを再起動する必要があります。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 格納場所
(3) 定義内容
(4) 注意事項

(1) 形式

# All Rights Reserved. Copyright (C) 2009,2012,Hitachi, Ltd.
#
# ncaswitch.conf
#
[BS1000-GS0]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号
 
[BS1000-GS1]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号
 
[BS320]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名またはIPアドレス
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号
 
[BS2000]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名またはIPアドレス
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号
 
[BS500]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名またはIPアドレス
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号
 
[BS500-1Gbx40]
domain_name=VLAN管理ドメイン名称
switch_name=ホスト名またはIPアドレス
telnet_id=telnet用ログインユーザーID
telnet_port=telnetサーバのポート番号

管理対象スイッチの数だけ,[ ](角括弧)で囲まれたセクションの行も含めて,「domain_name=」,「switch_name=」,「telnet_id=」および「telnet_port=」を繰り返し定義してください。

(2) 格納場所

JP1/Cm2/NC - Adaptor for BSインストール先フォルダ\conf\

(3) 定義内容

このファイルの定義内容について,[ ](角括弧)で囲まれたセクションの順番に説明します。

(a) [BS1000-GS0]セクション

BS1000に搭載されている「Gb Ether Switch #0」を使用する場合に,[BS1000-GS0]セクションを定義します。

キー名 指定区分 指定する値
domain_name
((63バイト以内))
任意 スイッチが所属するVLAN管理ドメインの名称を指定します。名称の指定を省略した場合,スイッチは自動的にデフォルトドメインに所属します。VLAN管理ドメインが一つしかない場合は,デフォルトドメインに所属させることをお勧めします。
なお,JP1/Cm2/NC - Manager動作条件定義ファイル(ncm.conf)の「domain_name」で指定したデフォルトドメイン名は指定できません。
switch_name
((255バイト以内))
必須 JP1/Cm2/NCが管理するスイッチのホスト名を指定します。ホスト名の先頭は英文字で指定してください。
telnet_id
((16バイト以内))
必須 telnetでスイッチにログインするためのユーザーIDを指定します。なお,ユーザーIDは,あらかじめスイッチに設定しておく必要があります。
telnet_port
((1〜65535))《23》
任意 BS1000のtelnetサーバのポート番号を指定します。

(b) [BS1000-GS1]セクション

BS1000に搭載されている「Gb Ether Switch #1」を使用する場合に,[BS1000-GS1]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。

(c) [BS320]セクション

BS320を使用する場合に,[BS320]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。

ただし,BS320では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。

(d) [BS2000]セクション

BS2000を使用する場合に,[BS2000]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。

ただし,BS2000では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。

(e) [BS500]セクション

BS500を使用する場合に,[BS500]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。

ただし,BS500では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。

(f) [BS500-1Gbx40]セクション

BS500 1Gbx40を使用する場合に,[BS500-1Gbx40]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。

ただし,BS500 1Gbx40では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。

(4) 注意事項

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