JP1/Cm2/Network Element Configuration 機能・構築ガイド
JP1/Cm2/NCが管理するスイッチの情報を定義します。次に示す情報を定義します。
- スイッチが所属するVLAN管理ドメインの名称
- JP1/Cm2/NCが管理するスイッチのホスト名
- telnetのユーザーID
- telnetサーバのポート番号
このファイルを変更した場合,JP1/Cm2/NC - Adaptor for BSサービスを再起動する必要があります。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 格納場所
- (3) 定義内容
- (4) 注意事項
(1) 形式
# All Rights Reserved. Copyright (C) 2009,2012,Hitachi, Ltd. # # ncaswitch.conf # [BS1000-GS0] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名 telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 [BS1000-GS1] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名 telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 [BS320] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名またはIPアドレス telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 [BS2000] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名またはIPアドレス telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 [BS500] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名またはIPアドレス telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 [BS500-1Gbx40] domain_name=VLAN管理ドメイン名称 switch_name=ホスト名またはIPアドレス telnet_id=telnet用ログインユーザーID telnet_port=telnetサーバのポート番号 :管理対象スイッチの数だけ,[ ](角括弧)で囲まれたセクションの行も含めて,「domain_name=」,「switch_name=」,「telnet_id=」および「telnet_port=」を繰り返し定義してください。
(2) 格納場所
JP1/Cm2/NC - Adaptor for BSインストール先フォルダ\conf\
(3) 定義内容
このファイルの定義内容について,[ ](角括弧)で囲まれたセクションの順番に説明します。
BS1000に搭載されている「Gb Ether Switch #0」を使用する場合に,[BS1000-GS0]セクションを定義します。
キー名 指定区分 指定する値 domain_name
((63バイト以内))任意 スイッチが所属するVLAN管理ドメインの名称を指定します。名称の指定を省略した場合,スイッチは自動的にデフォルトドメインに所属します。VLAN管理ドメインが一つしかない場合は,デフォルトドメインに所属させることをお勧めします。
なお,JP1/Cm2/NC - Manager動作条件定義ファイル(ncm.conf)の「domain_name」で指定したデフォルトドメイン名は指定できません。switch_name
((255バイト以内))必須 JP1/Cm2/NCが管理するスイッチのホスト名を指定します。ホスト名の先頭は英文字で指定してください。 telnet_id
((16バイト以内))必須 telnetでスイッチにログインするためのユーザーIDを指定します。なお,ユーザーIDは,あらかじめスイッチに設定しておく必要があります。 telnet_port
((1〜65535))《23》任意 BS1000のtelnetサーバのポート番号を指定します。 BS1000に搭載されている「Gb Ether Switch #1」を使用する場合に,[BS1000-GS1]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。
BS320を使用する場合に,[BS320]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。
ただし,BS320では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。
BS2000を使用する場合に,[BS2000]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。
ただし,BS2000では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。
BS500を使用する場合に,[BS500]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。
ただし,BS500では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。
BS500 1Gbx40を使用する場合に,[BS500-1Gbx40]セクションを定義します。キーに指定する値は,[BS1000-GS0]セクションと同じです。
ただし,BS500 1Gbx40では,「switch_name」についてIPアドレスも使用できます。
(4) 注意事項
- 「switch_name」に指定したホスト名をhostsファイルまたはDNSに登録してください。
- 1台のBS1000にGS0とGS1の2台のスイッチモジュールがある場合には,「switch_name」に指定するホスト名を別々の名称にする必要があります。つまり,スイッチモジュールのIPアドレスに二つのホスト名を付けることになります。
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