JP1/Cm2/Network Element Configuration 機能・構築ガイド
JP1/Cm2/NCには,スイッチからVLANやSLBなどの設定情報を取得して一覧表示する機能と,スイッチにVLANやSLBなどを設定する機能があります。JP1/Cm2/NCでは,スイッチから取得した情報は「ネットワーク構成情報」として管理します。「ネットワーク構成情報」とは,JP1/Cm2/NCでスイッチを管理するときに使われる概念で,JP1/Cm2/NCが管理しているネットワークに関する情報の総称です。このネットワーク構成情報を基にVLANやSLBなどを設定します。
ネットワーク構成情報は次の情報から成り立っています。
- VLAN情報
VLANの構成状況を管理するネットワーク構成情報です。
- SLB情報
SLBの構成状況を管理するネットワーク構成情報です。
- アクセス制御情報
アクセス制御の設定を管理するネットワーク構成情報です。
- QoS制御情報
QoS制御の設定を管理するネットワーク構成情報です。
- アップリンクフェイルオーバー情報
アップリンクフェイルオーバーの設定を管理するネットワーク構成情報です。
各ネットワーク構成情報は,管理対象スイッチによって内容が異なります。各ネットワーク構成情報について,管理対象スイッチごとに内容を説明します。
- <この節の構成>
- 2.1.1 VLAN情報(AX2400S・AX3600S・BS2000・BS320・BS500・BS500 1Gbx40)
- 2.1.2 VLAN情報(AX5400S・AX7800S・GS3000・GS4000)
- 2.1.3 VLAN情報(BS1000)
- 2.1.4 VLAN情報(Cisco Catalyst)
- 2.1.5 SLB情報(BIG-IP)
- 2.1.6 SLB情報(HA8000-ie/Loadflowbal)
- 2.1.7 SLB情報(STM)
- 2.1.8 アクセス制御情報(AX2400S・AX3600S・BS2000・BS320・BS500・BS500 1Gbx40)
- 2.1.9 アクセス制御情報(BS1000)
- 2.1.10 QoS制御情報(BS1000)
- 2.1.11 アップリンクフェイルオーバー情報(BS2000・BS320・BS500・BS500 1Gbx40)
- 2.1.12 スイッチの設定情報とネットワーク構成情報との対応
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