JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
形式
naaagt [-aperror][-apwarn][-aptrace][-apall][-help] [-port ポート番号][-readcomm コミュニティ名] [-timeout タイムアウト時間] [-writecomm コミュニティ名] [-hexdump][-vbdump][-n]
機能
ネイティブエージェントアダプター機能を提供します。
格納場所
- Solaris,HP-UX (IPF)の場合:/opt/CM2/ESA/bin
- AIX,Linux,Linux (IPF)の場合:/usr/sbin
引数
-aperror
エラーログを出力します。
-apwarn
エラーおよび警告ログを出力します。
-aptrace
トレースログを出力します。
-apall
すべてのログを出力します。
-help
コマンドシンタクスを表示します。
-port ポート番号
ネイティブエージェントと接続するためのUDPポート番号を変更します。指定するポート番号はあて先ポート番号です。省略すると8161が仮定されます。
-readcomm コミュニティ名
naaagtコマンドがネイティブエージェントに対してGETリクエストを送信するときに使用するコミュニティ名を変更します。省略するとpublicが仮定されます。
GETリクエストで使用するコミュニティ名については「2.5.3(2) ネイティブエージェントのコミュニティ名」を参照してください。
-timeout タイムアウト時間
naaagtコマンドがネイティブエージェントからのGETレスポンスを待つタイムアウト時間を変更します。タイムアウト時間は秒単位で指定します。省略すると4秒が仮定されます。
-writecomm コミュニティ名
naaagtコマンドがネイティブエージェントに対してSETリクエストを送信するときに使用するコミュニティ名を変更します。省略するとpublicが仮定されます。
)SETリクエストで使用するコミュニティ名については「2.5.3(2) ネイティブエージェントのコミュニティ名」を参照してください。
-hexdump
naaagtコマンドが送受信するSNMPパケットの内容を16進数ダンプで標準出力に表示します。
-vbdump
naaagtコマンドが送受信するSNMPパケットのVar Bindリストの内容を標準出力に表示します。
-n
naaagtコマンドをデーモン化しません。
外部の影響
環境変数
次の環境変数をSnmpNaaファイルで指定します。
- SR_SNMP_TEST_PORT
- マスターエージェントのSNMP受信ポートを設定します。サブエージェントでこの環境変数が指定された場合は,マスターエージェントと接続する際のデータとして使用します。そのため,マスターエージェントに指定したポート番号と同じ値にしなければなりません。この環境変数が指定されていない場合は,/etc/servicesファイルのsnmp行の値を使用します。通常は指定する必要はありません。マスターエージェントのSNMP受信ポートを変更する場合には指定する必要があります。
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