JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
形式
htc_monagt1 [-i CPU利用率取得のインターバル時間] [-s CPU利用時間情報取得のインターバル時間(Solaris,AIXの場合だけ有効)] [-d ディスクビジー時間取得のインターバル時間(Solaris,AIXの場合だけ有効)] [-t トレースマスク値] [-k] [-T トレースマスク値]
機能
CPU利用率,CPU利用時間,およびディスクビジー時間を定期収集します。このコマンドはデーモンプロセスです。
オプションとMIBの対応を次に示します。
オプション MIB -i(CPU利用率) hitachi.systemExMib.cometMibs.system.hiux.cpuUtilグループ -s(CPU利用時間) Solaris,AIXの場合
hp.nm.system.general.computerSystem
computerSystemUserCPU
computerSystemSysCPU
computerSystemIdleCPU
computerSystemNiceCPU
hitachi.systemExMib.cometMibs.system.hiux.Processorグループ
processorUserCPUTime
processorNiceCPUTime
processorSysCPUTime
processorIdleCPUTime
processorWaitCPUTime-d(ディスクビジー時間) hitachi.systemExMib.cometMibs.system.hiux.diskBusyInfoグループ
hitachi.systemExMib.cometMibs.system.hiux.diskBusyAvailグループ
格納場所
- Solaris,HP-UX (IPF)の場合:/opt/CM2/ESA/bin
- AIX,Linux,Linux (IPF)の場合:/usr/sbin
引数
-i CPU利用率取得のインターバル時間((0〜1440))<<5>>
CPU利用率取得のインターバル時間を分単位で指定します。なお,0を指定した場合はCPU利用率情報を取得しません。
-s CPU利用時間情報取得のインターバル時間((0〜1440))<<5>>
CPU利用時間情報のインターバル時間を分単位で設定します。なお,0を指定した場合はCPU利用時間情報を取得しません。
-d ディスクビジー時間取得のインターバル時間((0〜1440))<<5>>
ディスクビジー時間取得のインターバル時間を分単位で設定します。なお,0を指定した場合はディスクビジー時間情報を取得しません。
-t トレースマスク値
htc_monagt1のトレースマスク値を,指定されたトレースマスク値に変更します。
この引数が指定されていない場合,トレースマスク値は0となります。
トレースマスクの値を次に示します。
トレースマスク 取得内容 0 トレースの停止 1 トレースの開始 ログおよびトレースは,/var/opt/CM2/ESA/log/htc_monagt1.logに取得します。このファイルは4MB以上になった場合,/var/opt/CM2/ESA/log/htc_monagt1.logの内容を /var/opt/CM2/ESA/log/htc_monagt1.log.oldにコピーし,/var/opt/CM2/ESA/log/htc_monagt1.logを上書きします。
-k
起動中のhtc_monagt1に対して終了要求を送信します。
-T トレースマスク値
起動中のhtc_monagt1に対してトレースマスクの変更を通知します。
外部の影響
環境変数
次の環境変数をSnmpHtcMonagt1ファイルで指定します。
- SNMP_HTCMONAGT1_START
- SNMPエージェント起動時にhtc_monagt1を起動するかどうかを指定します。
- Y:起動する。
- N:起動しない。
- SNMP_HTC_AIX_CPU_SMT(AIXの場合)
- CPUの利用率の取得方法を指定します。
- Y:マシン全体のCPU利用率を取得する。
- Y以外:CPU個々のCPU利用率を取得する。
- デフォルトはY以外です。
注意事項
- -i,-s,-dオプションがすべて0の場合,htc_monagt1は起動しません。
- SNMP_HTC_AIX_CPU_SMT環境変数でYを指定した場合,CPU個々のCPU利用率は監視できなくなります。
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