JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.8.7 WMI情報の採取

WMI情報の採取には,手動で採取する方法とリモートで採取する方法があります。

以降で,それぞれの採取方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 手動で採取する
(2) リモートで採取する

(1) 手動で採取する

WMI情報を手動で採取するには,次に示す製品がクライアントにインストールされている必要があります。

注※ 中継マネージャとしてインストールされている場合だけ有効です。

以降では,上記の製品を「JP1/NETM/DM製品」と呼びます。

WMI情報を手動で採取する方法を次に示します。なお,手動で採取する場合は,該当するPC上で実行してください。

  1. JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\BINを開く。
  2. dmpwmitl.vbsを選択し,ダブルクリックする。
    dmpwmitl.vbsは,JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されています。
    dmpwmitl.vbsをダブルクリックすると,WMI情報の採取が開始されます。終了すると,終了を示すダイアログボックスが表示されます。
  3. [OK]ボタンをクリックする。
    WMI情報は,JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\LOG下に,次に示す名前で格納されます。
    WMI情報(出力ファイル)
    WMIGETINFO_YYYYMMDD_hhmmss.txt
    注※ YYYYMMDDにはこのファイルが作成された日付が設定され,hhmmssには時刻が設定されます。

(2) リモートで採取する

WMI情報を自動で採取する方法を次に示します。

  1. リモートインストールマネージャを起動する。
  2. リモートコレクトを実行するジョブを作成する。
    ジョブの作成については,マニュアル「運用ガイド1」の「5.1.1 リモートコレクトの実行」を参照してください。
  3. コレクトファイルを指定する。
    [コレクトファイル]パネルでは,次のように指定してください。
    収集対象
    次に示すパスを指定してください。
    %NETMDMP%\LOG\WMIGETINFO.txt
    収集ファイル格納ディレクトリ
    任意のディレクトリを指定してください。
  4. [コレクトファイル]パネルの[詳細]ボタンをクリックする。
    [リモートコレクトの詳細オプション]ダイアログボックスが表示されます。
  5. 外部プログラムを指定する。
    「クライアントでの外部プログラム起動」で,次のように指定してください。
    収集直前
    cscript "JP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリ\BIN\dmpwmitl.vbs" /remote
    「remote」は,すべて小文字で指定してください。
    「収集直前」以外の項目については,任意に指定してください。
  6. そのほかのパネルを設定する。
    手順4および手順5で指定した項目以外を設定します。
    各パネルの設定については,マニュアル「運用ガイド1」の「5.1.1 リモートコレクトの実行」の各パネルの説明を参照してください。
  7. [実行]ボタンをクリックし,WMI情報を採取するPCに対して,リモートコレクトを実行する。
    リモートコレクトが終了すると,「収集ファイル格納先ディレクトリ」で設定したディレクトリ下に,WMI情報が次に示す名前で格納されます。
    WMIGETINFO.txt