JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
(1) 手動で採取する
WMI情報を手動で採取するには,次に示す製品がクライアントにインストールされている必要があります。
- JP1/NETM/DM Client
- JP1/NETM/DM Client - Base
- JP1/NETM/DM Manager※
注※ 中継マネージャとしてインストールされている場合だけ有効です。
以降では,上記の製品を「JP1/NETM/DM製品」と呼びます。
WMI情報を手動で採取する方法を次に示します。なお,手動で採取する場合は,該当するPC上で実行してください。
- JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\BINを開く。
- dmpwmitl.vbsを選択し,ダブルクリックする。
dmpwmitl.vbsは,JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されています。
dmpwmitl.vbsをダブルクリックすると,WMI情報の採取が開始されます。終了すると,終了を示すダイアログボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックする。
WMI情報は,JP1/NETM/DM製品のインストール先ディレクトリ\LOG下に,次に示す名前で格納されます。
- WMI情報(出力ファイル)
- WMIGETINFO_YYYYMMDD_hhmmss.txt※
- 注※ YYYYMMDDにはこのファイルが作成された日付が設定され,hhmmssには時刻が設定されます。
(2) リモートで採取する
WMI情報を自動で採取する方法を次に示します。
- リモートインストールマネージャを起動する。
- リモートコレクトを実行するジョブを作成する。
ジョブの作成については,マニュアル「運用ガイド1」の「5.1.1 リモートコレクトの実行」を参照してください。
- コレクトファイルを指定する。
[コレクトファイル]パネルでは,次のように指定してください。
- 収集対象
- 次に示すパスを指定してください。
- %NETMDMP%\LOG\WMIGETINFO.txt
- 収集ファイル格納ディレクトリ
- 任意のディレクトリを指定してください。
- [コレクトファイル]パネルの[詳細]ボタンをクリックする。
[リモートコレクトの詳細オプション]ダイアログボックスが表示されます。
- 外部プログラムを指定する。
「クライアントでの外部プログラム起動」で,次のように指定してください。
- 収集直前
- cscript "JP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリ\BIN\dmpwmitl.vbs" /remote
- 「remote」は,すべて小文字で指定してください。
「収集直前」以外の項目については,任意に指定してください。
- そのほかのパネルを設定する。
手順4および手順5で指定した項目以外を設定します。
各パネルの設定については,マニュアル「運用ガイド1」の「5.1.1 リモートコレクトの実行」の各パネルの説明を参照してください。
- [実行]ボタンをクリックし,WMI情報を採取するPCに対して,リモートコレクトを実行する。
リモートコレクトが終了すると,「収集ファイル格納先ディレクトリ」で設定したディレクトリ下に,WMI情報が次に示す名前で格納されます。
- WMIGETINFO.txt
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