JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
クラスタシステム環境のJP1/NETM/DM Managerの設定を変更する場合,リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用しているときは,次に示す手順で,実行系サーバおよび待機系サーバの両方の設定を変更する必要があります。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースの「レジストリの複製」の設定内容を削除する。
- 次の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- 「Remote Install Server」
- 「Asset Information Synchronous Service」※
- 「Microsoft Internet Information Services」※
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されているnetmdb_stop.batコマンドを実行する。
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- JP1/NETM/DM Managerのセットアップを変更する。
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されているnetmdb_setup.batコマンドを実行する。
コマンド実行中にコマンドプロンプト画面に「KFPS01863-E」が出力されますが,「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にしているために表示されますので,問題はありません。
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されているnetmdb_stop.batコマンドを実行する。
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 次の汎用リソースサービスをオンライン状態にする。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」
- 「Remote Install Server」
- リモートインストールマネージャを開く。
リモートインストールマネージャが開けることを確認します。
- リモートインストールマネージャを閉じる。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下に格納されているnetmdb_stop.batコマンドを実行する。
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- クラスタシステムアドミニストレータでグループを移動し,所有者を待機系サーバにする。
- 待機系サーバで,手順5.から手順13.を実施する。
- クラスタシステムアドミニストレータでグループを移動し,所有者を実行系サーバにする。
- 次の汎用サービスリソースをオンラインにする。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」
- 「Microsoft Internet Information Services」※
- 「Asset Information Synchronous Service」※
- 「Remote Install Server」
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースの「レジストリの複製」の設定を入力する。
注※ 「Asset Information Manager Limited」を使用している場合に必要な作業です。
- 運用開始後にホスト名を変更する方法
- 論理ホスト名を変更するときは,データベースの種類に関係なく,「セットアップの設定を変更する方法」の手順に従ってセットアップの[クラスタ設定]パネルで「論理ホスト名」を変更してください。
- また,データベースがEmbedded RDBの場合,論理ホスト名または物理ホスト名を変更するときは,各種定義ファイルの編集が必要です。編集する定義ファイルおよび編集方法については,マニュアル「構築ガイド」の「7.3.1(1) 運用開始後のホスト名の変更」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2013, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.