JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
FILE_COLLECTIONタグでは,収集するファイルや収集したファイルの格納先ディレクトリなどを指定します。このタグは,dcmcollコマンドで使用します。
指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
FILE_COLLECTION{
source_path=収集するファイルまたはフォルダ
dmz_path=収集後の格納先フォルダ
unarc_path=復元後の格納先フォルダ
}
- source_path=収集するファイルまたはフォルダ
収集するファイルまたはフォルダを,256バイト以下のフルパスで指定します。
複数のファイルまたはフォルダを指定する場合は,各パスを「;」で区切るか,source_pathを複数記述してください。source_pathは100個まで指定できます。
指定値にスペースを含めることもできますが,「;」の前後にスペースを指定するとリターンコード「2」のエラーとなります。また,指定値を「"」で囲って指定しないでください。ただし,コマンドの引数で指定する場合は,スペースを含む指定値は「"」で囲んでください。
- dmz_path=収集後の格納先フォルダ
ファイルを収集する場合(dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_COLLECT」の場合)は,収集したファイルまたはフォルダの格納先を,256バイト以下のフルパスで指定します。パスは1個だけ指定できます。
アーカイブファイルを復元する場合(dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_UNARC」の場合)は,復元するアーカイブファイル(拡張子が「dmz」のファイル)またはアーカイブファイルが格納されたフォルダを,256バイト以下のフルパスで指定します。この場合は,ファイルまたはフォルダを複数指定できます。各パスを「;」で区切るか,dmz_pathを複数記述してください。
- unarc_path=復元後の格納先フォルダ
アーカイブファイルを復元する場合(dcmcollコマンドの処理キーが「NETM_UNARC」の場合)に,復元したファイルまたはフォルダの格納先を,ドライブからの256バイト以下のパスで指定します。パスは1個だけ指定できます。
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