JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

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1.2.1 設定できる権限

JP1ユーザに設定できる権限は6種類あります。設定できる権限の種別とJP1/Baseで設定する権限名(JP1権限レベル),および各権限の概要を次の表に示します。

表1-1 JP1ユーザに設定できる権限

項番 種別 JP1権限レベル 概要
1 システム管理者 JP1_DM_Admin JP1/NETM/DMのすべての機能を使用できる権限です。JP1/NETM/DMシステム全体を管理する管理者に設定します。
2 配布管理ユーザ JP1_DM_Deploy ソフトウェアの配布やパッケージングなどができる権限です。配布管理業務を行う管理者に設定します。
3 資産管理ユーザ JP1_DM_Inventory インベントリ情報の収集,集計,印刷などができる権限です。資産管理業務を行う管理者に設定します。
4 収集管理ユーザ JP1_DM_Collect クライアントのファイルをリモートコレクトできる権限です。収集管理業務を行う管理者に設定します。
5 システム監視ユーザ JP1_DM_Observe クライアントの稼働状況を監視できる権限です。クライアントでの不正操作を監視する管理者に設定します。
6 参照ユーザ JP1_DM_Guest データの参照だけが許可された権限です。ジョブの実行やインベントリ情報の集計はできません。

JP1ユーザの種別はJP1/Baseでユーザを設定するときに指定します。JP1/Baseでの設定については,「1.3.2 認証サーバでのユーザ設定」を参照してください。