JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
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JP1/NETM/DMで使用するリレーショナルデータベースの種類を変更する場合の,データの移行手順と,移行できるデータについて説明します。
ここで説明する手順は,次のような場合に実施してください。
- Embedded RDBからMicrosoft SQL Serverに変更する場合
- Microsoft SQL ServerからOracleに変更する場合
- OracleからEmbedded RDBに変更する場合
- Microsoft SQL Server 7.0以前のバージョンからMicrosoft SQL Server 2008に変更する場合※
注※ この場合,OSのバージョンアップまたは別のマシンへの移行が前提となります。OSをバージョンアップする場合は「付録A.3 OSバージョンアップ時のデータ移行」を参照してください。別のマシンに移行する場合は「付録A.4 PCリプレース時のデータ移行」を参照してください。このとき,データベースのバックアップおよび復元については,データの移行に読み替えてください。
「Asset Information Manager Limited」を使用している場合の注意事項を次に示します。
- Microsoft SQL Server 2000以前のバージョンからMicrosoft SQL Server 2012に変更する場合※
注※ この場合,OSのバージョンアップまたは別のマシンへの移行が前提となります。OSをバージョンアップする場合は「付録A.3 OSバージョンアップ時のデータ移行」を参照してください。別のマシンに移行する場合は「付録A.4 PCリプレース時のデータ移行」を参照してください。このとき,データベースのバックアップおよび復元については,データの移行に読み替えてください。
- Embedded RDBおよびOracleでは,デフォルトで大文字と小文字,全角と半角,かたかなとひらがなが区別して検索されます。そのため,Embedded RDBおよびOracleからMicrosoft SQL Serverに移行する場合,データベースの照合順序には「バイナリ順」を設定して,大文字と小文字,全角と半角,かたかなとひらがなが区別できるようにしてください。
- Microsoft SQL ServerからEmbedded RDBおよびOracleに移行する場合,大文字と小文字,全角と半角,かたかなとひらがなは,移行したあとで検索時に区別されます。ただし,Embedded RDBを使用する場合は,サーバセットアップの「LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)」の設定で,大文字と小文字を区別しないで検索することもできます。
- <この項の構成>
- (1) データベースの移行手順
- (2) 移行できるデータ
(1) データベースの移行手順
リレーショナルデータベースの移行手順を次に示します。
- 移行するデータをエクスポートする。
移行するデータについては,「(2) 移行できるデータ」を参照してください。
- JP1/NETM/DM Managerをアンインストールする。
- JP1/NETM/DM Managerを新規にインストールする。
インストーラで,変更したあとのデータベースをセットアップします。
- データベースマネージャでデータベースを新規作成する。
- 手順1.でエクスポートしたデータをインポートする。
(2) 移行できるデータ
移行できるデータと,各データをエクスポートおよびインポートする方法を次に示します。
| 移行できるデータ |
エクスポート方法 |
インポート方法 |
| システム構成情報※1 |
[システム構成]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルへ保存]を選択してください。 |
[システム構成]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルから作成]を選択してください。 |
| あて先グループ |
[あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルへ保存]を選択してください。 |
- [あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルから作成]を選択してください。
- [あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルから追加]を選択してください。※2
|
| ID |
[あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[IDホストをファイルへ保存]を選択してください。 |
[あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルからID登録]を選択してください。 |
| あて先グループおよびIDのポリシー |
[ポリシーの設定]ダイアログボックスで,[ファイル出力]ボタンをクリックしてください。 |
[ポリシーの設定]ダイアログボックスで,[ファイルから追加]ボタンをクリックしてください。 |
| パッケージ |
dcmpkgetコマンドを実行してください。 |
dcmpkputコマンドを実行してください。 |
| ソフトウェア検索リスト |
[管理情報リスト]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルへの保存]を選択してください。 |
[管理情報リスト]ウィンドウで,[ファイル]−[ファイルから作成]を選択してください。 |
| ユーザインベントリ項目 |
[ユーザインベントリ項目作成]ダイアログボックスで,[エクスポート]ボタンをクリックしてください。 |
[ユーザインベントリ項目作成]ダイアログボックスで,[インポート]ボタンをクリックしてください。 |
| ユーザインベントリ情報 |
CSV出力ユティリティで,ユーザ資産情報のテンプレートのCSV形式ファイルを出力してください。 |
[システム情報]または[あて先]ウィンドウで,[ファイル]−[CSVファイルを入力]を選択してください。 |
| ソフトウェアインベントリ辞書 |
dcmdiceコマンドを実行してください。 |
dcmdiciコマンドを実行してください。 |
- 注※1
- 配布管理システムを階層化している場合,マネージャで出力したファイルには,中継マネージャ配下のシステム構成情報は含まれません。中継マネージャ配下のシステム構成情報を出力する場合は,中継マネージャでシステム構成情報をファイルに出力してください。
- また,システム構成情報を復元するときは,中継マネージャでシステム構成情報をインポートしたあと,マネージャから中継マネージャに対して「システム構成情報の取得」ジョブを実行してください。
- 注※2
- JP1/NETM/DM Managerのリモートインストールマネージャでだけ表示されるメニューです。
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