JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
中継システムの基本設定は,JP1/NETM/DM Client(中継システム)が配布管理システムまたは中継システムとして動作するときに必要な項目です。基本設定が終わった時点で,[OK]ボタンをクリックすると,[セットアップ]ダイアログボックスに戻ります。
引き続いて中継システムの詳細設定をしたい場合は,[詳細設定]ボタンをクリックして[詳細情報の設定]ダイアログボックスを表示してください。詳細設定をしないで[終了]ボタンをクリックしてセットアップを終了すると,詳細設定はすべてデフォルト値のまま設定されます。詳細設定については,「5.3 中継システムの詳細設定をセットアップする」を参照してください。
なお,中継システムのセットアップの設定を更新するには,中継システムのサービスを再起動する必要があります。中継システムのサービス起動中に,セットアップを変更して[中継システムセットアップ]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックすると,中継システムのサービスが再起動されます。
中継システムの基本設定のセットアップ項目を次の表に示します。
表5-1 中継システムの基本設定のセットアップ項目
| 分類 | 項目 |
|---|---|
| 接続先 | 上位システム(JP1/NETM/DM Manager,JP1/NETM/DM Client(中継システム),またはJP1/NETM/DM SubManager)のホスト名またはIPアドレス |
| 複数の上位システムへのポーリングの有無 | |
| ID登録先システム(JP1/NETM/DM Manager,JP1/NETM/DM Client(中継システム),またはJP1/NETM/DM SubManager)のホスト名またはIPアドレス | |
| 通信関連 | 起動プロトコル(UDPまたはTCP) |
| インターバル転送 | |
| ダイヤルアップ | 認証情報(ユーザ名・パスワード・ドメイン) |
| 中継システムカスタマイズオプション | 同時に接続できるクライアント数 |
| 中継/クライアントの同時実行要求数 | |
| 下位クライアントの資源情報の記録 | |
| IDジョブのクライアントの実行結果の記録 | |
| 下位システムの起動の監視 | |
| 下位システムのファイル転送エラーの監視 | |
| 接続先以外からのファイル転送の中断・再開ジョブの受け付け | |
| 上位通知 | サーバ通知ファイルの送信タイミング |
| 上位システムに対する,ジョブの受信とサーバ通知ファイルの送信を並行実行する | |
| 下位システムへのパッケージの分割配布の実行状況を上位システムに通知する | |
| マルチキャスト配布 | マルチキャスト配布のジョブの送信設定(マルチキャストアドレス,パケットサイズ) |
| システム構成関連 | システム構成情報の自動反映 |
| システム構成変更時の連携 | |
| 運用キー | キー項目(ホスト名/IPアドレス)の選択 |
| アドレス解決の方法 | |
| アドレス解決できないあて先へのジョブの処理 | |
| イベントサービス | イベントサービス機能の使用 |
| リモートインストールマネージャ | 配布管理システムへのインストール状況の通知 |
| 配布管理システムへのIDジョブの結果の通知 | |
| クライアントアラート | クライアントアラート情報の上位システムへの中継 |
| クライアントアラート情報の出力(CSV形式ファイルおよびイベントビューア) | |
| AMT連携※ | AMT管理ユーザのユーザIDおよびパスワード |
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