JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
ここでは,Windows版JP1/NETM/DMの[セットアップ]ダイアログボックスの設定項目と,UNIX版JP1/NETM/DMで指定する属性名の対応について説明します。
Windows版JP1/NETM/DM Client(中継システム)の設定項目とUNIX版JP1/NETM/DMで指定する属性名の対応を,[セットアップ]ダイアログボックスのパネルごとに示します。
次に示すパネルについては,UNIX版JP1/NETM/DMと対応した設定項目はありません。
表D-14 [接続先]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
上位システム | JP1/NETM/DM Manager | ConnectionKind(設定値にHOSTを指定) |
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager | ConnectionKind(設定値にMASTERを指定) | |
複数の上位システムへポーリングする | − | |
中継システムと同一マシン上のHTTP Gatewayを使用して接続する | − | |
ホスト名又はIPアドレス | ManagingHost | |
ID登録先 | JP1/NETM/DM Manager | −※ |
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager | −※ | |
ホスト名又はIPアドレス | ManagingHost |
(凡例)−:該当なし
注※ UNIX版JP1/NETM/DMでは常に中継システムが設定される。
表D-15 [通信関連]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
起動プロトコル | TCPプロトコル | ClientActionProtocol(設定値にTCPを指定) |
UDPプロトコル | ClientActionProtocol(設定値にUDPを指定) | |
インターバル転送をする | インターバル転送をする | −※ |
連続転送バッファ数 | FileTransferSleepInterval | |
転送休止時間 | FileTransferSleepTime |
(凡例)−:該当なし
注※ 「FileTransferSleepInterval」および「FileTransferSleepTime」を設定していると有効になる。
表D-16 [中継システムカスタマイズオプション]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
同時に接続できるクライアント数 | MaxConnectClients | |
中継/クライアントの同時実行要求数 | MaxExecuteClients | |
管理ファイルのキャッシュ上限サイズ | − | |
下位クライアントの資源情報を記録する | 下位クライアントの資源情報を記録する | − |
システム情報 | − | |
インストールパッケージ情報 | − | |
IDジョブのクライアントの実行結果を記録する | IDCommandDetailInf(設定値にYESを指定) | |
下位システムの起動を監視する |
|
|
起動失敗要因を細分化する |
|
|
下位システムのファイル転送エラーを監視する | InformLineDown(設定値にYESを指定) | |
接続先以外からファイル転送の中断・再開ジョブを受け付ける | −※ |
(凡例)−:該当なし
注※ UNIX版JP1/NETM/DMでは常に有効になる。
表D-17 [上位通知]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
サーバ通知ファイルの送信タイミング | 即時送信 | SEND_RESULT=IMMEDIATE |
定期送信 | −※ | |
上位システムに対する,ジョブの受信とサーバ通知ファイルの送信を並行実行する | ParallelTransfer(設定値にYESを指定) | |
下位システムへのパッケージの分割配布の実行状況を上位システムに通知する | − |
(凡例)−:該当なし
注※ SEND_RESULT=IMMEDIATEを省略した場合に定期送信となる。
表D-18 [イベントサービス]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
イベントサービス機能を使用する | AutoAction(設定値にYESを指定) | |
通知するイベント | サーバダウンイベント | − |
クライアントアラームイベント | − |
(凡例)−:該当なし
表D-19 [リモートインストールマネージャ]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 |
---|---|
配布管理システムへインストール状況通知を行う | HighEndManagementHost |
配布管理システムへIDジョブの結果通知を行う | − |
(凡例)−:該当なし
Windows版JP1/NETM/DM Client(クライアント)の設定項目とUNIX版JP1/NETM/DMで指定する属性名の対応を次に示します。
JP1/NETM/DM Client(中継システム)の詳細設定との対応は,JP1/NETM/DM Client(クライアント)の設定項目の対応と同じです。JP1/NETM/DM Client(クライアント)の設定項目の対応については,「(2) JP1/NETM/DM Client(クライアント)の設定項目の対応」を参照してください。
次に示すパネルについては,UNIX版JP1/NETM/DMと対応した設定項目はありません。
表D-20 [接続先]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
接続先 | JP1/NETM/DM Manager | WorkstationType(設定値にENDを指定) |
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager | WorkstationType(設定値にCLIENTを指定) | |
ホスト名またはIPアドレス | ManagingHost | |
実行要求を送信した上位システムを接続先に自動設定する | − | |
複数の上位システムへポーリングする | − | |
システム構成を自動登録する | (動作環境設定用ファイルで設定) SYSCNS=YES |
|
インベントリ情報も通知する | INVENTORY_UPLOAD(設定値にYESを指定) |
(凡例)−:該当なし
表D-21 [クライアント常駐・ポーリング]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | ||
---|---|---|---|
クライアントを常駐する | (システムファイルで設定) | ||
ポーリングする |
|
||
ポーリングのタイミング | システム起動時からのポーリング | − | |
システム起動時だけ | WatchTimeofOrders(設定値に0を指定) | ||
システム起動時から一定間隔 | WatchTimeofOrders(設定値に1〜1280を指定) | ||
起動時ポーリングのタイミング | − | ||
システム起動からポーリングするまでの時間間隔 | 任意の時間にポーリングを開始する | − | |
待機してからポーリングを開始する | − | ||
起動時ポーリングは | − | ||
時刻指定によるポーリング | − | ||
複数の上位システムへのポーリング形態 | ホットスタンバイ | − | |
マルチホスト | − |
(凡例)−:該当なし
表D-22 [通信関連]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
ポート番号 | JP1/NETM/DM Manager[netmdm] | (/etc/servicesファイルで設定) netmdm ポート番号/tcp |
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager[netmdmw] | (/etc/servicesファイルで設定) netmdmw ポート番号/tcp |
|
クライアント起動要求[netmdmclt] | (/etc/servicesファイルで設定) netmdmclt ポート番号/tcp netmdmclt ポート番号/udp |
|
上位システムからの起動要求プロトコル | TCPプロトコル | −※1 |
UDPプロトコル | −※1 | |
起動要求プロトコルで受信したIPアドレスで上位システムに接続する | −※2 | |
ファイル転送バッファサイズ | TransferDataSize | |
通信ソフトからの応答待ち時間 | ReceiveWaitTime | |
複数のネットワークアダプタを設定する | (IFCONFIGファイルで設定) |
(凡例)−:該当なし
注※1 UNIX版JP1/NETM/DMでは常に有効になる。
注※2 配布管理システムの運用キーがIPアドレスの場合に有効になる。
表D-23 [ネットワークアダプタの設定]ダイアログボックスの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | |
---|---|---|
使用するネットワークアダプタの優先順位を設定する | (HP-UX以外の場合/NETMRDS/rdsprm/IFCONFIGファイルで設定,HP-UXの場合/etc/opt/NETMDMW/rdsprm/IFCONFIGファイルで設定) | |
ネットワークアダプタ一覧 | ネットワークアダプタ | − |
MACアドレス | − | |
IPアドレス | − | |
サブネットマスク | − | |
クライアントのIPアドレスとして使用する | − |
(凡例)−:該当なし
表D-24 [通信リトライ]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | ||
---|---|---|---|
ソケットコネクション | ソケットコネクション確立のリトライ回数 |
|
|
ソケットコネクション確立のリトライ間隔(秒単位) |
|
||
通信エラー | 通信エラー発生時のリトライ回数 | DeliveryRetryCount | |
通信エラー発生時のリトライ間隔(秒単位) | DeliveryRetryInterval | ||
上位システムへの送信通知ファイル | 上位システムに送信していない通知ファイルをリトライ送信する | − | |
リトライ回数 | 無制限 | − | |
指定する | − | ||
リトライ間隔 | − |
(凡例)−:該当なし
表D-25 [障害関連]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | ||
---|---|---|---|
ログ情報 | ログ世代管理数 | − | |
ログエントリ数 | MAINログエントリ数 | MaxEntryofMessage | |
USERログエントリ数 | − | ||
COMPOログエントリ数 | − | ||
FUNCログエントリ数 | − | ||
LONGログエントリ数 | − | ||
イベントビューアへ出力するメッセージ種別 | エラーメッセージを出力 | SystemLogOutputLevel(設定値に1を指定) | |
エラーメッセージ,警告メッセージを出力 | SystemLogOutputLevel(設定値に2を指定) | ||
エラーメッセージ,警告メッセージ,情報メッセージを出力 | SystemLogOutputLevel(設定値に3を指定) |
(凡例)−:該当なし
表D-26 [ジョブオプションパネル]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | ||
---|---|---|---|
ジョブ保留機能 | ジョブを保留する | ジョブを保留する | − |
ダイアログ表示時間(秒単位) | − | ||
運用管理者からのシャットダウンまたは再起動許可 | 運用管理者の指示でコンピュータをシャットダウンまたは再起動する | − | |
確認ダイアログの表示時間 | 無制限 | − | |
指定する | − | ||
ダイナミックインベントリを通知する | − | ||
接続先以外の定期実行ジョブを抑止する | REGULARJOB_NOSERVER_NOEXEC=NO | ||
ジョブのインストール/収集待ち通知を抑止する | − | ||
日立プログラムプロダクトを[アプリケーションの追加と削除]ソフトウェアとしても扱う | − | ||
ソフトウェア検索時パッケージ識別IDの重複を抑止する | − |
(凡例)−:該当なし
表D-27 [インストールオプション]パネルの設定項目とUNIX版での属性名
設定項目 | 属性名 | ||
---|---|---|---|
インストール・収集 | インストール・収集リトライ回数 | DeliveryRetryCount | |
インストール・収集リトライ間隔 | DeliveryRetryInterval | ||
パッケージの分割配布 | 分割配布する | 分割配布する | −※ |
分割サイズ | −※ | ||
転送休止時間 | −※ | ||
ダウンロード時にサイズチェックする | − | ||
以前の接続先システムに対応するパッケージ情報を削除する | − | ||
パッケージのインストールエラー時にインストール履歴を保管する | − | ||
日立PPインストールワークディレクトリをインストール時に作成・削除する | − | ||
インストールシールドからの応答待ち時間 | − |
(凡例)−:該当なし
注※ 上位システムの設定内容に応じて有効になる。
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