JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
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(1) Windows Server 2003またはWindows XPの場合
Windows Server 2003またはWindows XPでの接続先情報の設定について次に示します。
なお,Windows Server 2003またはWindows XPをサーバとして使用する場合は,OSのリモートアクセス関連の設定で,サーバ側としての設定,およびアクセス権限の設定をしてください。
(a) 接続先の情報の設定
接続先の情報の設定方法を次に示します。
- [スタート]−[コントロールパネル]から[ネットワーク接続]を選択する(Windows XPの場合は,[スタート]の[接続]から「全ての接続の表示」を選択する)。
[ネットワーク接続]フォルダが開きます。
- [新しい接続ウィザード]アイコンをダブルクリックする。
「新しい接続ウィザード」が開始します。操作手順に従って,[次へ]ボタンをクリックしてください。「ネットワーク接続の種類」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 「職場のネットワークへ接続する」を選択する。
「ネットワーク接続の種類」として,「職場のネットワークへ接続する」を選択し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「ネットワーク接続」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- [ダイヤルアップ接続]を選択する。
「ネットワーク接続」として「ダイヤルアップ接続」を選択し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「接続名」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 接続先のホスト名を指定する。
「接続名」に接続先のホスト名を指定し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「ダイヤルする電話番号」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 接続先の電話番号を入力する。
接続先のコンピュータまたはネットワークの電話番号を指定し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「接続の利用範囲」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 「すべてのユーザー」を選択する。
作成している接続をすべてのユーザが利用できるように設定します。
- [次へ]ボタンをクリックする。
「新しい接続ウィザード」の完了の確認ダイアログボックスが表示されます。
- [完了]ボタンをクリックする。
設定が保存され,設定した接続先へのダイヤルアップ接続のダイアログボックスが表示されます。ユーザ名とパスワードを指定し,設定どおりダイヤルアップ接続できるか確認してください。
(2) Windows 2000の場合
Windows 2000での接続先情報の設定,サーバ側としての設定,およびアクセス権限の設定について次に示します。
(a) 接続先の情報の設定
接続先の情報の設定方法を次に示します。
- [スタート]メニューの[設定]を選択する。
- [設定]の[ネットワークとダイヤルアップ接続]から,「新しい接続の作成」を選択する。
「ネットワークの接続ウィザード」が開始します。操作手順に従って,[次へ]ボタンをクリックしてください。「ネットワーク接続の種類」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 「プライベートネットワークにダイヤルアップ接続する」を選択する。
「ネットワーク接続の種類」として,「プライベートネットワークにダイヤルアップ接続する」を選択し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「ダイヤルする電話番号」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 接続先の電話番号を入力する。
接続先のコンピュータまたはネットワークの電話番号を指定し,[次へ]ボタンをクリックしてください。「接続の利用範囲」を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 「すべてのユーザー」を選択する。
作成している接続をすべてのユーザが利用できるように設定します。
- [次へ]ボタンをクリックする。
作成中の接続の名称を指定するダイアログボックスが表示されます。
- 「接続名」に接続先のホスト名を指定する。
作成中の接続の名称として,接続先のホスト名を指定してください。
- [完了]ボタンをクリックする。
設定が保存され,設定した接続先へのダイヤルアップ接続のダイアログボックスが表示されます。ユーザ名とパスワードを指定し,設定どおりダイヤルアップ接続できるか確認してください。
(b) サーバ側の設定
ダイヤルアップで接続される側では,サーバとしての設定が必要です。Windows 2000(Windows 2000 Professional以外)をサーバとして使用する場合,リモートアクセスサービスで,次に示すサーバの設定をしてください。
- [プログラム]−[管理ツール]から,[ルーティングとリモートアクセス]を選択する。
「ルーティングとリモートアクセス」の管理コンソールが開きます。
- ツリー中のローカルコンピュータのアイコンを右クリックし,「ルーティングとリモートアクセスの構成と有効化」を選択する。
[ルーティングとリモートアクセスサーバのセットアップウィザード]が開始します。手順に従って「リモートアクセスサーバ」を設定してください。リモートアクセスサーバの設定方法は,Windowsのヘルプを参照してください。
なお,Windows 2000 Professionalをサーバとして使用する場合は,OSのリモートアクセス関連の設定で,サーバとしての設定をしてください。
(c) リモートアクセス権限の設定
ダイヤルアップで接続される側では,接続してくるクライアントのログインを許可する設定が必要です。Windows 2000(Windows 2000 Professional以外)をサーバとして使用する場合,リモートアクセスサービスで,次に示すアクセス権限の設定をしてください。
- 「ルーティングとリモートアクセスサービス」が起動しているか確認する。
起動していない場合は,「ルーティングとリモートアクセス」の管理コンソールからローカルコンピュータのアイコンを右クリックし,[すべてのタスク]−[開始]を選択してください。
- [設定]の[ネットワークとダイヤルアップ接続]から,「着信接続」を選択する。
[着信接続のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
- 「ユーザー」タグを選択する。
- 接続を許可するクライアントのユーザ名を選択し,[OK]ボタンをクリックする。
選択したクライアントからのログインを許可します。
なお,Windows 2000 Professionalをサーバとして使用する場合は,OSのリモートアクセス関連の設定で,アクセス権限の設定をしてください。
(3) Windows NT 4.0の場合
Windows NT 4.0での接続先情報の設定,サーバ側としての設定,およびアクセス権限の設定について次に示します。
(a) 接続先の情報の設定
Windows NT 4.0の提供する電話帳に,接続先の情報を設定しておく必要があります。設定方法を次に示します。
- 新規に電話帳を作成する
- 電話帳を作成していないシステムでは,新規に電話帳を作成して,接続先の情報を設定します。
- [プログラム]の[アクセサリ]から,「ダイヤルアップネットワーク」を選択する。
「電話帳は,[空です]」のメッセージが表示されたあと,[OK]ボタンをクリックすると[新しい電話帳のエントリウィザード]が表示されます。
- 電話帳エントリの名前として,接続先のホスト名(ホスト名)を入力する。
[次へ]ボタンをクリックすると[サーバー]ダイアログボックスが表示されます。「電話帳エントリについてはよく知っているので,プロパティを直接編集したい」をチェックした場合は,[電話帳のエントリの編集]ダイアログボックスで設定できます。設定方法については,次の「既存の電話帳を編集する」を参照してください。
- 「インターネットに接続する」をチェックする。
その他の項目は,ユーザの環境に合わせ設定してください。[次へ]ボタンをクリックすると[モデムまたはアダプタ]ダイアログボックスが表示されます。
- デバイスの一覧から接続ポートを選択する。
[次へ]ボタンをクリックすると,[電話番号]ダイアログボックスが表示されます。
- 接続先の電話番号を入力する。
[次へ]ボタンをクリックすると,[新しい電話帳のエントリウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
- [完了]ボタンをクリックする。
接続先を設定した電話帳が作成されます。
- 既存の電話帳を編集する
- 電話帳が作成されているシステムでは,既存の電話帳を編集して接続先の情報を設定できます。
- [プログラム]の[アクセサリ]から,「ダイヤルアップネットワーク」を選択する。
[ダイヤルアップネットワーク]ダイアログボックスが表示されます。
- [その他]から「エントリとモデムのプロパティの編集」を選択する。
[電話帳のエントリの編集]ダイアログボックスが表示されます。
- [基本]タブで,接続先ホストのエントリ名(ホスト名)および電話番号を入力する。
- [サーバー]タブで,「ネットワークプロトコル」の「TCP/IP」を選択する。
- [OK]ボタンをクリックする。
接続先を設定した電話帳が作成されます。
(b) サーバ側の設定
ダイヤルアップで接続される側では,サーバとしての設定が必要です。Windows NT 4.0をサーバとして使用する場合,リモートアクセスサービスで,次に示すサーバの設定をしてください。
- [コントロールパネル]の[ネットワーク]−[リモートアクセスサービス]を選択する。
- 「ネットワーク」を選択し,「TCP/IP」をチェックする。
- 「TCP/IP」の構成ボタンをクリックし,「静的アドレスプールを使う」をチェックする
- 「開始アドレス」,「終了アドレス」を設定する。
(c) リモートアクセス権限の設定
ダイヤルアップで接続される側では,接続してくるクライアントのログインを許可する設定が必要です。Windows NT 4.0をサーバとして使用する場合,リモートアクセスサービスで,次に示すアクセス権限の設定をしてください。
- [リモートアクセス管理]を起動する。
リモートアクセスサービスが起動しているか確認してください。起動していない場合は,メニューの[サーバ]−[リモートアクセスサービスの開始]を選択してください。
- メニューの[ユーザ]−[リモートアクセス許可]を選択する。
- 接続してくるクライアントのユーザ名を選択し,ログインを許可する。
接続してくるクライアントのユーザ名を選択して,「ユーザーに対してダイアルインの許可を与える」をチェックしてください。
(4) Windows MeまたはWindows 98の場合
Windows MeまたはWindows 98からダイヤルアップで上位システムに接続する場合,ダイヤルアップネットワークで接続先の情報を設定します。
接続先の設定方法を次に示します。
- Windows Meの場合
- [プログラム]−[アクセサリ]−[通信]から,「ダイヤルアップネットワーク」を選択する。
[ダイヤルアップネットワーク]ダイアログボックスが表示されます。
- [新しい接続]ダイアログボックスで,「接続名」に接続先のホスト名を指定する。
[新しい接続]ダイアログボックスの作成手順に従って電話番号などを設定してください。
- 設定が完了したら[完了]ボタンをクリックして終了する。
- Windows 98の場合
- [プログラム]−[アクセサリ]から[ダイヤルアップネットワーク]を選択する。
[ダイヤルアップネットワーク]ダイアログボックスが表示されます。
- [新しい接続]ダイアログボックスで,「接続先」に接続先のホスト名を指定する。
[新しい接続]ダイアログボックスの作成手順に従って電話番号などを設定してください。
- 設定が完了したら[完了]ボタンをクリックして終了する。
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