JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
JP1/NETM/Audit - Managerは,「だれが」,「いつ」,「どのような操作を実行したか」を示した監査ログを収集・管理することで,システム全体の内部統制の評価と監査を支援するプログラムです。
監査ログはJP1/NETM/DM Managerをはじめ,各JP1製品からも出力されます。JP1/NETM/DMの監査ログをJP1/NETM/Audit - Managerから収集・管理することで,内部統制の評価と監査に利用できます。
JP1/NETM/Audit - Managerによる監査ログの管理の概要を次の図に示します。
図2-71 JP1/NETM/Audit - Managerによる監査ログの管理の概要
監査ログに出力される情報については,マニュアル「運用ガイド2」の「付録G 監査ログの出力」を参照してください。
これ以降で,JP1/NETM/Audit - Managerと連携する場合のシステム構成と監査ログを出力するための設定について説明します。
JP1/NETM/Audit - Managerと連携して監査ログを管理する場合は,JP1/NETM/DM ManagerがインストールされたコンピュータにJP1/Baseがインストールされている必要があります。
また,パッケージャをJP1/NETM/DM Managerとは別のコンピュータにインストールしている場合は,パッケージャと同じコンピュータにもJP1/Baseをインストールする必要があります。
JP1/NETM/Audit - Managerと連携する場合のシステム構成を次の図に示します。
図2-72 JP1/NETM/Audit - Managerと連携する場合のシステム構成
JP1/NETM/Audit - Managerと連携するための設定方法については,マニュアル「JP1/NETM/Audit」を参照してください。
なお,パッケージャまたはパッケージングのコマンドを使用するコンピュータのOSがWindows Me,Windows 98,およびWindows NT 4.0の場合,監査ログは出力できません。
監査ログを出力するには,セットアップの[監査ログ]パネルで監査ログを出力するように設定します。また,パッケージャをJP1/NETM/DM Managerとは別のコンピュータにインストールしている場合は,パッケージャ側でも監査ログの出力を設定する必要があります。
セットアップの[監査ログ]パネルの設定については,マニュアル「構築ガイド」の「4.2.21 [監査ログ]パネル」を参照してください。
パッケージャの設定については,マニュアル「運用ガイド1」の「2.2.16 パッケージング環境のカスタマイズ」を参照してください。
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