JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
JP1/Cm2ネットワークノードマネージャに,JP1/NETM/DM Managerのコンポーネントの一つである「JP1/Cm2連携機能」をインストールすると,バージョン8以前のJP1/Cm2またはバージョン7.5以前のHP NNMの監視画面から,JP1/NETM/DMのインベントリ情報やジョブの実行状況を管理できます。これにより,JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMでのネットワーク管理とJP1/NETM/DMの管理を一元化できます。
JP1/Cm2ネットワークノードマネージャは,JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMがインストールされた,ネットワーク構成を管理するマシンです。
JP1/Cm2またはHP NNMと連携した,JP1/NETM/DMの管理の概要を次の図に示します。
図2-68 JP1/Cm2またはHP NNMと連携したJP1/NETM/DMの管理の概要
JP1/Cm2ネットワークノードマネージャに「JP1/Cm2連携機能」をインストールする方法については,マニュアル「構築ガイド」の「2.5 JP1/Cm2ネットワークノードマネージャへJP1/NETM/DMをインストールする」を,JP1/Cm2またはHP NNMからJP1/NETM/DMを管理する機能の詳細については,マニュアル「運用ガイド2」の「3. JP1/Cm2またはHP NNMからJP1/NETM/DMを管理する」を参照してください。
JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMの機能および操作方法の詳細については,マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド」を参照してください。
なお,OSがWindows Server 2012,Windows Server 2008 R2,Windows Server 2008またはWindows Server 2003 (x64)の場合,JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMからのJP1/NETM/DMの管理はできません。
JP1/Cm2/NNMまたはHP NNMは,TCP/IPネットワークの構成や障害などを管理するプログラムです。ネットワークの構成を自動的に検出し,ノードマップと呼ばれる階層図で表現します。管理対象となるシステムはシンボルと呼ばれるアイコンでグラフィック表示されます。JP1/NETM/DMの構成もノードマップ上でシンボルとして管理されます。
ノードマップ上のシンボルから,次に示すJP1/NETM/DMのインベントリ情報を確認できます。
JP1/NETM/DMのジョブがエラーになるとJP1/Cm2/NNMまたはHP NNMに通知されるため,ノードマップ上のシンボルからJP1/NETM/DMのジョブを監視できます。また,JP1/NETM/DMのジョブの実行状況も確認できます。
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