JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
JP1/NETM/DMで取得したインベントリ情報を実際の業務に役立てるには,業務内容に応じて集計したり,目的の情報を絞り込んでリストアップしたりといった作業が必要です。「Asset Information Manager Limited」を利用することで,取得したインベントリ情報を業務目的に合わせて集計したり,リストアップしたりできるようになります。
「Asset Information Manager Limited」のデータベースにJP1/NETM/DMで取得したインベントリ情報を取り込むことで,システム情報,ソフトウェア情報,操作ログなどを関連づけて集計できます。また,インベントリ情報とは別に,部署や設置場所といった情報をクライアントごとに設定して管理することもできます。さらに,分掌を割り当てられたユーザは,他部署のシステム情報やソフトウェア情報を管理できます。
「Asset Information Manager Limited」では,業務目的に合わせたメニューが提供されています。「Asset Information Manager Limited」の集計機能を利用することで,JP1/NETM/DMで管理する情報を次に示す業務に活用できます。
なお,「Asset Information Manager Limited」の各操作画面から実行する集計および検索は,部署や設置場所ごとに実行することもできます。
「Asset Information Manager Limited」からの,業務目的に合わせた集計の概要を次の図に示します。
図2-58 業務目的に合わせた集計の概要
「Asset Information Manager Limited」を使用した操作の詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「10. Asset Information Manager Limitedを操作する」を参照してください。
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