JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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2.8.2 リモートコントロールマネージャの機能

リモートコントロールマネージャの機能について説明します。

なお,各機能の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/Remote Control」を参照してください。

<この項の構成>
(1) クライアントの画面の操作
(2) ファイルの転送
(3) クライアントの画面情報の記録・再生
(4) チャットの利用
(5) クライアントからの接続要求

(1) クライアントの画面の操作

クライアントに接続して,クライアントの画面を呼び出し,その画面を操作できます。キーボードやマウスの操作に加え,クリップボードのデータを転送することもできます。

(2) ファイルの転送

リモートコントロールマネージャの[ファイル転送]ウィンドウでは,ドラッグ&ドロップの簡単な操作で,マネージャとクライアントまたはクライアント同士の,ファイルの転送ができます。また,転送データを圧縮して,より効率的にファイルのやり取りを実現できます。

(3) クライアントの画面情報の記録・再生

接続中のクライアントの画面情報を記録してファイルに保存できます。保存したファイルは,リモートコントロールマネージャが提供するリモートコントロールプレーヤーを利用して再生できます。また,保存したファイルは,コントローラのない環境で記録を再生するために,AVIファイルに変換することもできます。

(4) チャットの利用

リモートコントロール中の対話手段として,チャット機能を利用できます。マネージャ同士やクライアント同士でチャットを利用することもできます。

(5) クライアントからの接続要求

クライアントからマネージャに接続要求を出す(接続する)ことができます。接続要求を受信したマネージャは,接続要求を出したクライアントを確認・接続できるので,クライアントで発生した問題に迅速に対応できます。