JP1/File Transmission Server -全銀TCP

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はじめに

このマニュアルは,JP1/File Transmission Server -全銀TCP(以降,JP1/全銀TCPと省略します)の機能および操作方法について説明したものです。

<はじめにの構成>
対象読者
マニュアルの構成
関連マニュアル
このマニュアルでの表記
このマニュアルで使用する英略語
このマニュアルで使用する記号
コマンドおよび関数の文法で使用する記号
図中で使用する記号
常用漢字以外の漢字の使用について
KB(キロバイト)などの単位表記について

対象読者

全銀協プロトコルに関する知識を持っている方を対象としています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 JP1/全銀TCPの概要
JP1/全銀TCPの特長と機能概要,および操作の流れについて説明しています。
第2章 インストールとセットアップ
JP1/全銀TCPのインストールとセットアップの方法について説明しています。
第3章 伝送情報定義の登録
JP1/全銀TCPを使用してファイル伝送するための伝送情報を定義する方法について説明しています。
第4章 JP1/全銀TCPのファイル伝送
JP1/全銀TCPを使用してファイル伝送する方法について説明しています。
第5章 伝送情報定義の変更
伝送情報定義ファイルの内容を変更する場合の方法について説明しています。
第6章 JP1/IMとの連携
JP1/IMと連携してJP1イベントを監視する方法について説明しています。
第7章 コマンド
JP1/全銀TCPが提供するコマンドについて説明しています。
第8章 JP1/全銀TCPのGUI
JP1/全銀TCPのウィンドウおよびダイアログボックスについて説明しています。
第9章 APIライブラリー
JP1/全銀TCPが提供するAPIライブラリーについて説明しています。
第10章 メッセージ
JP1/全銀TCPが表示するメッセージについて説明しています。
第11章 トラブルシューティング
JP1/全銀TCPでトラブルが生じたときの対処方法について説明しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは,製品名称を,略称を使って表記しています。このマニュアルでの表記と正式名称を,次の表に示します。

このマニュアルでの表記 正式名称
AIX AIX 5L V5.3
AIX V6.1
AIX V7.1
HP-UX HP-UX (IPF) HP-UX 11i V2 (IPF)
HP-UX 11i V3 (IPF)
JP1/IM JP1/IM - Manager JP1/Integrated Management - Manager
JP1/IM - View JP1/Integrated Management - View
JP1/全銀TCP JP1/File Transmission Server -全銀TCP
Linux Linux 5 (AMD/Intel 64) Red Hat Enterprise Linux 5 (AMD/Intel 64)
Linux 5 Advanced Platform (AMD/Intel 64) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (AMD/Intel 64)
Linux 5 (IPF) Red Hat Enterprise Linux 5 (IPF)
Linux 5 Advanced Platform (IPF) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (IPF)
Linux 5 (x86) Red Hat Enterprise Linux 5 (x86)
Linux 5 Advanced Platform (x86) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (x86)
Linux 6 (x86) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86)
Linux 6 (x86_64) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
Windows Microsoft(R) Windows(R)

AIX,HP-UX,およびLinuxを総称して,UNIXと表記することがあります。

このマニュアルで使用する英略語

このマニュアルで使用する英略語を,次の表に示します。

英略語 正式名称
API Application Programming Interface
GUI Graphical User Interface
IPF Itanium (R) Processor Family
NFS Network File System
OS Operating System
TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol
TTC Transmission Text Control
UAP User Application Program

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を,次の表に示します。

記号 説明
[ ] メニュー項目やボタン名,画面名およびキーを示します。
[ ]−[ ] メニュー項目を連続して選択することを示します。
(例)[ファイル]−[終了]を選択する。
メニューバーの[ファイル]を選択し,プルダウンメニューの[終了]を選択することを示します。

コマンドおよび関数の文法で使用する記号

コマンド,または関数の説明で使用する記号を,次の表に示します。

記号 意味
|(ストローク) 複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A|B|C」は,「A,BまたはC」を示します。
{ }(波括弧) この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。
項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例)
「{A|B|C}」は,「A,BまたはCのうち,どれかを必ず指定する」ことを示します。
[ ](角括弧) この記号で囲まれている項目は任意に指定できます(省略できます)。
(例)
「[A]」は,「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。
「[B|C]」は,「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。
…(点線) この記号の直前に示された項目を繰り返し複数個指定できます。
(例)
「A,B,B,…」は,「AとBの後ろにBを必要個数指定できる」ことを示します。
_(下線) 括弧内のすべての値の指定を省略したときに,システムが採用する値を示します。
(例)
「[A|B]」は,「AおよびBのどちらも指定しなかった場合,システムはAを指定したときと同じ処理をする」ことを示します。
n nけた以上の空白を入れることを示します。
(例)
「ztstop△1-p」は,「ztstopと-pの間に1けた以上の空白を入れること」を示します。「△0」は,空白を省略できます。
0x 文字列の先頭に「0x」とある場合は,16進数であることを示します。
太字 太字で表記している項目は,任意に指定する項目であることを示します。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。

[図データ]

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

個所(かしょ) 必須(ひっす)

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。