JP1/File Transmission Server/FTP(Windows(R)用)
次のように,定義ファイルを作成し定義情報を記述してください。
- <この項の構成>
- (1) 定義ファイルの作成
- (2) 定義ファイルの内容
- (3) FTP接続応答メッセージファイルの作成
- (4) FTP接続応答メッセージファイルの内容
(1) 定義ファイルの作成
次のパス名で定義ファイルを作成してください。
JP1/FTPのインストールディレクトリ\FtsBanner.ini
(2) 定義ファイルの内容
次のように,Windowsの初期化ファイル(.ini)の形式で記述してください。
指定できるセクション,キー,および値を次の表に示します。
表3-16 定義ファイル(FtsBanner.ini)の定義内容
セクション キー 値 定義内容 [BANNER] Display ON|OFF
≪ON≫FTP接続応答メッセージ内のホスト名,製品名,およびバージョン情報を表示するかどうかを指定します。
- ON:表示します。
- OFF:表示しません。
(3) FTP接続応答メッセージファイルの作成
FTP接続応答メッセージを任意の文字列にする場合には,定義ファイルでDisplayをOFFに設定した上で,次のパス名でFTP接続応答メッセージファイルを作成してください。
JP1/FTPのインストールディレクトリ\FtsBanner.txt
(4) FTP接続応答メッセージファイルの内容
次のように,FTP接続応答メッセージ文字列を記述してください。
- 注意事項
- FTP接続応答メッセージファイルは,1行以上で構成されます。
- 1行に指定できる文字数は,256バイト以内です。256バイトを超える文字は無視されます。
- ファイルのサイズは,512バイト以内です。512バイトを超えると,ファイルが存在しないものとみなされます。
- 改行だけの行も有効です。
- コメントは定義できません。
- 0バイトの場合,ファイルが存在しないものとみなされます。
- 接続するFTPクライアントによっては,応答メッセ−ジの形式に制限がある場合があります。接続するFTPクライアントが認識可能な形式でFTP接続応答メッセージファイルに記述してください。
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