JP1/File Transmission Server/FTP(Windows(R)用)
伝送カードを指定して,伝送します。複数の伝送カードを指定して伝送することもできます。
[伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウから実行する方法と,コマンドで実行する方法を説明します。
- <この項の構成>
- (1) [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウで実行する
- (2) ftstranコマンドで実行する
(1) [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウで実行する
- [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウで,伝送する伝送カードを選択する。
複数の伝送カードを指定するときは,[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら伝送カードを指定します。
- [選択実行]を選択する。
[伝送の実行]ダイアログボックスが表示されます。
図3-14 [伝送の実行]ダイアログボックス
- 伝送の順番を変更するには
- 選択実行では,[伝送の実行]ダイアログボックスの一覧に表示されている順に伝送をします。順番を変更するには伝送カードをダブルクリックします。ダブルクリックした伝送カードがリストの先頭に表示され,最初に伝送されます。
- [同期実行]または[非同期実行]をクリックする。
- 伝送後,[閉じる]をクリックする。
- ファイル伝送の中断方法
- [同期]または[非同期]をクリックすると,[中断]または[強制中断]が表示されます。
- [中断]
同期実行:実行中のファイル伝送が終了してから,要求を中断します。
非同期実行:要求中のファイル伝送が登録されてから,要求を中断します。
JP1/File Transmission Server/FTP Clientサービスと接続中のときは,接続の終了を待ってから中断します。
- [強制中断]
[強制中断]をクリックすると伝送を即時中断します。ただし,非同期実行を指定している場合で,すでに登録済みの伝送は中断されません。なお,ファイル伝送の履歴は,出力されない場合があります。
強制中断すると資源を解放できないことがあるため,できるだけ使用は避けてください。
- ワイルドカードを使用したファイル伝送のエラー表示について
- 「コメント及び伝送結果」には,最初に発生したエラーだけが表示されます。
選択実行するコマンドの例を,次に示します。
ftstranコマンドによる伝送は,同期実行だけです。ftstranコマンドについては,「6. コマンド」の「ftstran−伝送の実行−」を参照してください。
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