JP1/File Transmission Server/FTP(Windows(R)用)
このマニュアルは,JP1/File Transmission Server/FTP(以降,JP1/FTPと省略します)の機能と操作方法について説明したものです。
対象読者
JP1/FTPを使って,ファイルを伝送する方を対象としています。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。
- 第1章 JP1/FTPの概要
- JP1/FTPの機能概要と特長,操作の流れについて説明しています。
- 第2章 インストールとセットアップ
- JP1/FTPをお使いになるまでに必要な操作として,インストールとセットアップについて説明しています。
- 第3章 JP1/FTPのファイル伝送
- JP1/FTPを使用してファイル伝送をする方法を説明しています。
- 第4章 JP1/FTPの運用管理
- JP1/FTPの運用管理機能について説明しています。
- 第5章 JP1プログラムとの連携
- JP1/FTPと連携できるJP1プログラムについて,設定と操作方法を説明しています。
- 第6章 コマンド
- JP1/FTPが提供するコマンドについて説明しています。
- 第7章 APIライブラリ
- JP1/FTPが提供するAPIライブラリについて説明しています。
- 第8章 メッセージ
- JP1/FTPが表示するメッセージについて説明しています。
- 第9章 トラブルシューティング
- JP1/FTPでトラブルが生じたときの対処方法について説明しています。
関連マニュアル
このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。
- JP1 Version 9 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド(3020-3-S12)
- JP1 Version 9 JP1/Base 運用ガイド(3020-3-R71)
- JP1 Version 9 JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド(3020-3-R77)
- JP1 Version 8 JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド(3020-3-L01)
- JP1 Version 9 JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)(3020-3-S81)
このマニュアルでの表記
このマニュアルでは,製品名称を,略称を使って表記しています。正式名称と,このマニュアルでの表記を次の表に示します。
このマニュアルでの表記 正式名称 JP1/AJS3 JP1/AJS - Manager JP1/Automatic Job Management System 3 - Manager JP1/AJS - View JP1/Automatic Job Management System 3 - View JP1/Cm2/NNM JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition 250 バージョン8以前 JP1/Cm2/Network Node Manager Starter Edition Enterprise バージョン8以前 JP1/FTP JP1/File Transmission Server/FTP JP1/IM JP1/IM - Manager JP1/Integrated Management - Manager JP1/IM - View JP1/Integrated Management - View Windows Windows Server 2003 Windows Server 2003 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition Windows Server 2003 (IPF) Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems Windows Server 2008 Windows Server 2008 Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard Windows Server 2008 (IPF) Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 for Itanium-based Systems
- Windows Server 2003 (IPF)上およびWindows Server 2008 (IPF)上で動作するJP1/FTPを,IPF版と表記することがあります。
マニュアルで使用する英略語
このマニュアルで使用する英略語を,次の表に示します。
英略語 正式名称 API Application Programming Interface DNS Domain Name System IPF Itanium(R) Processor Family LAN Local Area Network NIC Network Interface Card RFC Request for Comments SNMP Simple Network Management Protocol TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol WAN Wide Area Network
このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する記号を次に示します。
記号 説明 [ ] メニュー,ボタンまたはキーボードのキーを示します。 [ ]−[ ] メニュー項目を連続して選択することを示します。 (( )) 指定できる値の範囲を示します。 《 》 デフォルト値を示します。
コマンドおよび関数の文法で使用する記号
コマンド,または関数の説明で使用する記号を次の表に示します。
記号 意味 |(ストローク) 複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A | B | C」は,「A,BまたはC」を示します。{ }(波括弧) この記号で囲まれている複数の項目の中から,必ず1組の項目を選択します。
(例)
{A|B|C}は「A,BまたはCのどれかを指定する」ことを示します。[ ](角括弧) この記号で囲まれている項目は任意に指定できます(省略できます)。
(例)
[A]は「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。
[B|C]は「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。_(下線) 括弧内のすべてを省略したときに,システムがとる標準値を示します。
(例)
[A|B]はこの項目を指定しなかった場合,システムはAを選択したとみなすことを示します。太字 太字で表記している項目は,任意に指定する項目であることを示します。
図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。
常用漢字以外の漢字の使用について
このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。
個所(かしょ) 全て(すべて) 為(ため)
KB(キロバイト)などの単位表記について
1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。
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