JP1/Advanced Shell
JP1/Advanced Shellが出力するメッセージの形式を次に示します。
KNAXnnnn-t メッセージテキスト
- KNAX
メッセージプリフィクスです。JP1/Advanced Shellのメッセージであることを示します。
- nnnn
メッセージ番号を示します。
- t
タイプコードです。メッセージに対する処置の指標を示します。タイプコードには,次の表に示す種類があります。
タイプコード 種類 意味 E エラー(Error)
- 各ライブラリ,コマンドまたはサーバの機能が働かない障害が起きたことを示します。
- 定義誤り,コマンドの引数の指定誤りによって,動作できないことを示します。
W 警告(Warning) メッセージ出力後,処理は続けられます。 I 情報(Information) ユーザーに情報を知らせます。 なお,ジョブ実行ログに出力するメッセージの場合,次のように時刻およびジョブ識別子が付加されます。
時刻 ジョブ識別子 KNAXnnnn-t メッセージテキスト一部のメッセージは,次の図で示すメッセージ用ダイアログボックスまたはエラーウィンドウに出力されることがあります。
図11-1 メッセージ用ダイアログボックス
メッセージ用ダイアログボックスでは,メッセージの内容によってメッセージの種類がアイコンで表示されます。メッセージ用ダイアログボックスでのアイコンの意味を次の表に示します。
表11-2 メッセージ用ダイアログボックスでのアイコンの意味
種類 アイコン 意味 ユーザーの対応方法 情報 処理中にユーザーに伝えるべき事象が発生したときに表示されます。 [OK]をクリックします。 質問 処理中にユーザーに問い合わせるべき事象が発生したことを伝え,二者択一の選択肢のどちらを実施するかを問い合わせます。 [はい]または[いいえ]を選択します。 警告 処理中にユーザーに警告すべき事象が発生したことを伝え,二者択一の選択肢のどちらを実施するかを問い合わせます。 [OK]または[キャンセル]を選択します。 エラー 処理中にエラーが発生したときに表示されます。 [OK]をクリックします。 JP1/Advanced Shellエディタを使用している場合,次の図で示すエラーウィンドウにメッセージが表示されることもあります。
図11-2 エラーウィンドウ
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