JP1/Advanced Shell
形式
echo [-n][-e|-E][args ...]
機能
引数で指定した内容を標準出力に出力します。-e,-Eオプションをどちらも指定しなかった場合は,-eオプションが指定された場合と同じ動作をします。-e,-Eオプションの両方を指定した場合は,最後に指定したオプションに従い動作します。
引数
- -n
- 出力の最後で改行しないで,標準出力に出力します。
- -e
- エスケープ文字を置き換えて出力する場合は,\で始まるエスケープ文字を置き換えます。エスケープ文字を置き換えたときの意味を次の表に示します。
エスケープ文字 意味 \a アラート文字(ベル) \b バックスペース文字 \c 行末の改行を抑止する(\cの後ろに指定した文字は出力されない) \f フォームフィード文字(改ページ) \n 改行文字 \r 復帰文字 \t タブ文字 \v 垂直タブ文字 \0nnn アスキーコードがnnn(8進数)の文字 \\ 1つのバックスラッシュ文字 - エスケープ文字の置き換えは,"(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
- -E
- エスケープ文字を置き換えないで出力の最後で改行したあと,標準出力に出力します。
- args
- 引数(出力する内容)を指定します。
戻り値
戻り値 意味 0 正常終了 1 エラー終了
注意事項
- この正規組み込みコマンドは,コマンドの構文を誤ってもコマンドを実行しているシェルは終了しません。
使用例
- LANG変数を出力します。
ジョブ定義スクリプトの内容
実行ジョブのSTDOUTファイルの内容
echo $LANG
******** JOB SCOPE STDOUT ******** ja_JP.eucJP
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