JP1/Advanced Shell
形式
uname[-a][-m][-n][-r][-s][-v]
機能
OS,システムのホスト名,またはハードウェアの情報を標準出力に出力します。
引数
- -a
- マシン(ハードウェア)のタイプ,ノード名,OSのリリース,OS名およびOSのバージョンを表示します。
- -m
- マシン(ハードウェア)のタイプを表示します。
- -n
- ノード名を表示します。
- -r
- OSのリリースを表示します。
- -s
- OS名を表示します。
- -v
- OSのバージョンを表示します。
戻り値
戻り値 意味 0 正常終了 1以上 エラー終了
注意事項
- Windowsの場合,ファイルおよび標準入力,標準出力をバイナリモードで入出力します。改行コードは変換しません。
- Windowsの場合,Administrator権限を利用して情報を取得しているため,Administrator権限を持つユーザで使用してください。Administrator権限を持たないユーザーがunameコマンドを実行した場合はエラーになります。
- Windowsの場合,unameコマンドはWindowsのOSの機能を使用してOSおよびハードウェアの情報を取得しているため,スクリプトを実行している間のPATH環境変数には,Windowsのシステムフォルダのパス情報が含まれている必要があります。そのため,PATH環境変数に別のパス情報を追加したい場合は,次のようにPATH環境変数の情報を変更してください。
- 例
- PATH="${PATH};C:\\home\\bin"
使用例
- オプションを指定しない場合のデフォルトを表示します。
- Windowsの場合
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname Microsoft Windows XP Professional|C:\WINDOWS|\Device\Harddisk0\Partition1
- UNIXの場合(Linux上でコマンドを実行した場合)
$ /opt/jp1as/cmd/uname Linux- -aオプションを指定して,-mオプション,-nオプション,-rオプション,-sオプションおよび-vオプションをすべて実行した場合と同様に表示します。
- Windowsの場合
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -a Microsoft Windows XP Professional|C:\WINDOWS|\Device\Harddisk0\Partition1 IO11418 unknown 5.1.2600 X86-based PC
- UNIXの場合(Linux上でコマンドを実行した場合)
$ /opt/jp1as/cmd/uname -a Linux LINUX1 2.6.18-53.el5 #1 SMP Wed Oct 10 16:34:02 EDT 2007 i686- -mオプションを指定して,マシンおよびハードウェアの名称を表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -m X86-based PC- -nオプションを指定して,ノード名を表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -n IO11418- -rオプションを指定して,OSのリリースを表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -r unknown- -sオプションを表示して,OS名を表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -s Microsoft Windows XP Professional|C:\WINDOWS|\Device\Harddisk0\Partition1- -vオプションを指定して,OSのバージョンを表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -v 5.1.2600- オプションエラーのメッセージを表示します。
- Windowsの例
このメッセージは,コマンドを実行するプラットフォームによって異なる場合があります。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\uname -p uname: illegal option -- p usage: uname [-amnrsv]
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