JP1/Advanced Shell
形式
date[-u][-r 経過秒][+書式]
機能
システムの日付と時刻を表示します。
引数
- -u
- UTC(世界協定時)の日付を表示します。
- -r 経過秒
- エポック(UTCの1970年1月1日00:00:00)から,経過秒に指定した時間が経過した日時を表示します。経過秒に指定できる値は,-1009875600 〜2147483647です。範囲外の値を指定した場合,出力する内容は保障できません。
- +書式
- 日付と時刻の表示形式を書式指定コードで指定します。書式指定コードはstrftime関数の書式指定コードが指定できます。
- この引数を指定していない場合は,日付と時刻の表示形式は「%Y/%m/%d %A %H:%M:%S %Z」になります。
戻り値
戻り値 意味 0 正常終了 1以上 エラー終了
注意事項
- 「+」で始まる引数に指定した書式コードが,strftime関数で有効な書式コード以外の場合は,指定された値をそのまま出力します。
- Windowsの場合,有効な書式コードと無効な書式コードを混在して指定すると,すべての書式コードを変換しないで,指定された値をそのまま出力します。
- UNIXの場合,有効な書式コードは変換出力し,無効な書式コードは指定された値を出力します。
使用例
- オプションを指定しない場合のデフォルトを表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\date 2011/05/09 月曜日 02:03:05 JST- -uオプションを指定して,UTC(世界協定時)の日付と時刻を表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\date -u 2011/05/08 日曜日 17:03:11 UTC- -rオプションを指定して,エポックから,指定した秒が経過した日時を表示します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\date -r 1234567890 2009/02/14 土曜日 08:31:30 JST- 「+」で始まるオペランドに,表示する日付と時刻の形式を指定します。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\date "+%Y-%m-%d %H.%M.%S" 2011-05-09 02.10.02- オプションエラーのメッセージを表示します。
- Windowsの例
このメッセージは,コマンドを実行するプラットフォームによって異なる場合があります。
C:\TEMP>%ADSH_OSCMD_DIR%\date -a date: illegal option -- a usage: date [-u] [-r seconds] [+format]
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