JP1/Advanced Shell
形式
#-adsh_conf ASC_FILE ファイル名規則
機能
カバレージ採取の一括有効化機能で使用する蓄積ファイル名の生成規則を定義します。
オペランド
- ファイル名規則
- Windowsの場合 〜<任意文字列>((1〜247バイト))
- UNIXの場合 〜<任意文字列>((1〜1023バイト))
- 置換位置を指定したパス名を指定します。
- 置換位置は*で指定し,*はジョブ定義スクリプト名で置換します。この場合,ジョブ定義スクリプトのファイル拡張子を除きます。置換位置の先頭から最初に検索した*を置換の対象とします。それ以降に指定しても置換の対象とはなりません。
- 置換位置の指定がない場合は,置換しないでそのままファイル名になります。
- 置換の有無に関係なく,結果の値がパス名として正しくない場合はエラーとなります。また,このパラメーターを省略した場合は,adshexecコマンドで-oオプションを指定しなかったときと同様の規則でファイル名が決定します。
- 変換後のファイル名が,adshexecコマンドで規定されたascファイルのパス名の長さの上限を超えないように,ファイル名規則を設定してください。上限を超えると,adshexecコマンド実行時にエラーとなります。
注意事項
- BATCH_CVRパラメーターのオペランドにYESの指定がない場合は無効となります。
- ファイル名に.(ドット)で始まる名称を使用しないでください。
- ファイル名に予約デバイス名(CONやAUX,NULなど)は使用しないでください。【Windows限定】
- ファイル名にNTFSのストリームは使用しないでください。【Windows限定】
使用例
- カバレージ採取の一括有効化機能を有効にし,蓄積ファイル名の生成規則を定義します。
この場合,「adshexec sample.ash」の実行は,「adshexec -t -o ./cvrg/ver001-sample sample.ash」の実行と同じとなります。
#-adsh_conf BATCH_CVR YES #-adsh_conf ASC_FILE ./cvrg/ver001-*
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