JP1/Advanced Shell
UNIXのジョブ定義スクリプトをWindowsのジョブ定義スクリプトに移行する場合,次の手順を実施します。手順を実施する前にジョブ定義スクリプトと環境ファイルのエンコーディングが,移行するプラットフォームで使用するLANG環境変数と一致していることを確認してください。
- パスを変換する機能を有効にする。
UNIXのジョブ定義スクリプトの区切り文字をWindowsのプラットフォームに変換するために,環境ファイルに次のパラメーターを指定します。
#-adsh_conf PATH_CONV_ENABLE / :- 記述されたパスを変換するための設定を実施する。
ジョブ定義スクリプト中で,プログラムのパスを明示的に指定している場合は,Windowsの環境に合わせて変換するために,環境ファイルに次のパラメーターを指定します。UNIX互換コマンドのパスを変換する例を記載します。下記の指定は実際には1行です。
#-adsh_conf PATH_CONV "/opt/jp1as/cmd" "C:\\Program Files\\HITACHI\\JP1AS\\JP1ASE\\cmd"- パスを扱うシェル変数の周りの区切り文字を変換するための設定を実施する。
ジョブ定義スクリプト中でプログラムのパスをシェル変数を使って記述している場合は,そのシェル変数を使用しているパスの区切り文字を変換するためにジョブ定義スクリプトごとに次のコマンドを追加します。
#-adsh_path_var VAR- 変換が有効であることを確認する。
パスを変換したい個所がダブルクォーテーション(")で囲まれていることを確認します。
"$VAR/ls" -l "/opt/jp1as/cmd/date"
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