JP1/Advanced Shell
JP1/AJS - Viewをインストール済みの運用管理端末で,カスタムジョブをインストールする手順について説明します。カスタムジョブは,Windows環境にインストールできますが,WindowsとUNIXのジョブの定義を作成できます。新規インストール,上書きインストール,および修復インストールについて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 新規インストール
- (2) バージョンアップによる上書きインストール
- (3) 修復インストール
JP1/Advanced Shell - Custom Jobを新規インストールする手順を次に示します。
- JP1/Advanced Shell - Custom JobをインストールするWindowsマシンに,管理者権限を持つユーザーでログインする。
- JP1/Advanced Shell - Custom Jobのインストーラを取得する。
インストーラの格納先を次に示します。
- Windowsの場合:JP1/Advanced Shellのインストール先フォルダ\JP1ASE\util\JP1ASVC.msi
- UNIXの場合:/opt/jp1as/util/JP1ASVC.msi
- JP1/Advanced Shell - Custom Jobのインストーラ(JP1ASVC.msi)を運用管理端末へ転送する。
- コマンドプロンプトを起動する。
- Windows 7,Windows Server 2008またはWindows Vistaの場合:Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。
- Windows Server 2003,Windows XPの場合:Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を選択します。
- インストーラを転送したフォルダに位置づけ,次のコマンドを実行する。
msiexec /i JP1ASVC.msi
- インストーラの指示に従って必要な情報を指定し,インストールする。
- ユーザー情報:ユーザー名などを指定します。
- インストール先フォルダ:JP1/Advanced Shell - Custom Jobをインストールするフォルダを指定します。
デフォルトでは「システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1AS」以下のJP1ASVフォルダにインストールされます。
- [完了]ダイアログが表示されたら,[完了]をクリックする。
インストールが完了します。
- JP1/AJS3 - View 09-50より古い製品がインストールされている場合にカスタムジョブをインストールするときは,カスタムジョブアイコンを次のフォルダにコピーする。
カスタムジョブアイコンのフォルダについては,「2.1.1 インストール先フォルダ【Windows限定】」を参照してください。
JP1/AJS - Viewインストール先フォルダ\image\custom
JP1/Advanced Shell - Custom Jobのバージョンアップによる上書きインストールを行う場合,アンインストールしなくてもアップグレードできます。
新規インストールと同じ手順で上書きインストールしてください。
以前のバージョンでカスタムジョブアイコンをJP1/AJS - Viewのインストール先フォルダにコピーしている場合は,バージョンアップ時に再度コピーする必要はありません。
JP1/Advanced Shell - Custom Jobがインストール済み状態で製品の不具合が発生した場合に製品を修復するときは,次の手順を実施します。
- JP1/Advanced Shell - Custom JobをインストールするWindowsマシンに,管理者権限を持つユーザーでログインする。
- JP1/Advanced Shell - Custom Jobのインストーラを取得する。
インストーラの格納先を次に示します。
- Windowsの場合:JP1/Advanced Shellのインストール先フォルダ\JP1ASE\util\JP1ASVC.msi
- UNIXの場合:/opt/jp1as/util/JP1ASVC.msi
- JP1/Advanced Shell - Custom Jobのインストーラ(JP1ASVC.msi)を運用管理端末へ転送する。
- コマンドプロンプトを起動する。
- Windows 7,Windows Server 2008またはWindows Vistaの場合:Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択します。
- Windows Server 2003,Windows XPの場合:Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[コマンドプロンプト]を選択します。
- インストーラを転送したフォルダに位置づけ,次のコマンドを実行する。
msiexec /i JP1ASVC.msi
- [プログラムの保守]から[修復]を選択する。
- [完了]ダイアログが表示されたら,[完了]をクリックする。
修復インストールが完了します。
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