JP1/Advanced Shell
JP1/Advanced Shellで使用するファイルを次の表に示します。トレース情報の採取方法については,「10.4 資料の採取方法」を参照してください。
表2-7 JP1/Advanced Shellで使用するファイル
ファイル名
(アイコン)拡張子 ファイルの位置 ファイルの内容 ジョブ定義スクリプトファイル() .ash ユーザー任意 ジョブ定義スクリプトを保存するファイルです。ファイル名は,ユーザー任意に指定できます。 環境ファイル .ase ユーザー任意 JP1/Advanced Shellの環境情報を設定するファイルです。 カバレージ情報ファイル .asc ユーザー任意 JP1/Advanced Shellのカバレージ環境情報です。 デバッグ情報ファイル .asd ユーザー任意※ デバッグ機能で利用する情報ファイルです。拡張子以外はジョブ定義スクリプトファイルと同じファイル名です。
ジョブ定義スクリプトファイル保存時・デバッグ中・エディタ終了時,実行環境の設定でOKを押したときに保存します。システム実行ログ .log 環境ファイルのLOG_DIRパラメーターで指定したディレクトリ バッチジョブの実行履歴を統括的に参照するためのシステム管理者向けのログ情報です。 トレース情報 .log
- adshexecコマンドの場合,環境ファイルのTRACE_DIRパラメーターで指定したディレクトリ
- 上記以外の場合,プログラムで規定したディレクトリ
トラブルが発生した場合にトラブル発生の経緯を調査,および各処理の処理時間を測定したりするために採取するログ情報です。 一時ファイル .tmp
- #-adsh_file_tempコマンドで指定した一時ファイルの場合,環境ファイルのTEMP_FILE_DIRパラメーターで指定したディレクトリ
- 上記以外の場合,プログラムで規定したディレクトリ
システム内部で使用する一時ファイルです。 カバレージ表示一時ファイル .txt システムで規定する一時ファイルディレクトリ カバレージ情報の表示で使用する一時ファイルです。ファイル名の形式を次に示します。
adshexec_view_スクリプト名_通番.txt
通番:エディタ起動中の番号
- 注※
- デバッグ情報ファイルは,ジョブ定義スクリプトファイルと同じディレクトリに出力します。次のような場合には,デバッグ情報ファイルの保存ができずにエラーが表示されます。
- ・書き込み権限がないディレクトリのジョブ定義スクリプトファイルを編集している場合
- ・圧縮フォルダ内のジョブ定義スクリプトファイルを編集している場合
- 注意事項
- ファイル名に.(ドット)で始まる名称を使用しないでください。
- ファイル名は最大246バイトです。【Windows限定】
- ファイル名に予約デバイス名(CON,AUX,NULなど)は使用しないでください。【Windows限定】
- ファイル名にNTFSのストリームは使用しないでください。【Windows限定】
- ハードリンク,シンボリックリンクおよびジャンクションは使用しないでください。【Windows限定】
- ファイル名やパス名にUNC形式の名称は使用しないでください。【Windows 限定】
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